4歳あさがお組2020年度11月の保育日誌

11月2日(月)晴れ 松崎

福田牧場方から動物との触れ合いについて話を聞く。園庭では、ひよこ、うさぎ、モルモットコーナーで楽しむ子が多い。少し緊張した子は保育者に動物を小さなカゴへ入れてもらうが、自分で膝の上にカゴごとのせ、優しく触れている。時間が足りないと思うほど楽しむ。子どもたちは10月から移動動物園を楽しみに待っていたので、天候が良くなり子どもたちもとても喜んでいた。動物園が終わり、服を脱いだり、汚れ物に入れるなどの流れがスムーズにいかなかった。子どもたちの姿をイメージして段取りをしっかり行うよう心掛けるべきだった。

 

11月9日(月)晴れ 松崎

畑前に集まりプランターを見せ、ほうれん草、小カブの種を見ながら保育者から栽培の話を聞く。友だちや保育者と底石をプランターに置いたり、土をふるって入れたりする。2階テラスのプランターと合わせて4つのプランターに種を少しずつ蒔く。もっと種まきしたいと話す子もいる。きゅうりの栽培時に一度経験していることから、興味もあり、全員が取り組み、集中していた。ほうれん草、小カブに関わる絵本や紙芝居、歌などいつでも見られる場所に用意しておく。栽培に関心が持てるように働きかける。

 

11月24日(火)曇り 青木

地震の避難訓練後、ガラスや玩具が落ちてきた時を想定し疑似体験を行う。ペットボトルの蓋を床に広げ、その上を素足、次に避難靴を履いて歩く。素足ではそっと歩くが痛がる子が多く、靴を履くと「痛くないね」と気付く。保育士が「ペットボトルの蓋がガラスだったら?」と話すとはっとした表情を見せる子もいた。今まで避難靴を履いて避難したことはあっても、なぜ履くのかはしっかりと理解できていな子もいて「どうしてお部屋で靴を履くの?」と話していた子もいたが、今回の体験で、足を守りながらも安全に避難する方法として避難靴を使う事もあると知ることが出来た。

 

11月26日(木)晴れ 青木

どんぐりや松ぼっくりを拾いに駅前公園へ散歩に行く。到着してすぐにリスを見つけ、逃げないようにそっと近づき興味深そうに見る。どんぐりなどを探しながらも「葉っぱが沢山落ちているね」「どんぐりが食べられてる!誰が食べたんだろう」とそれぞれが発見したことを話す。遊具がある場所では近隣の小さな子のことを意識しながらも楽しそうに体を動かす。どんぐり拾いでは、帽子を被ったもの、黒色のもの、色の薄いものなど子どもたちが説明してくれた。小さな発見でも一つひとつ共感し、楽しむことができたように感じる。これからも発見や疑問を大切にしながら丁寧に関わっていきたい。帰り道ですみれ組に会い、「一緒に帰りたいよ」と言う子がいるので、感染対策を考えながら交流をしていく。

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