3歳さくら組2020年度10月の保育日誌

10月2日(金) 晴れ  中村

西公園の広場で5人ずつかけっこをする。2回行い、2回目は少し距離を伸ばして走る。探索の前に公園での約束事を伝え、虫探しやドングリ探し、蝶々やトンボ、ハトを追いかけて楽しむ。探索をしながら園にある手作りバッグを思い出し、「つぎはかばんにいれようね」とバッグを持って散歩に行くことに期待感を持っている。かけっこの距離を決める時、保育者に「もっとうしろー」と声が上がり自分たちで距離を決めて走る。「足と腕を大きく動かすと早く走れるよ」と伝えると、その場で走る真似をして、走り終わった後「はやくなってた?」と嬉しそうに話す。涼しくなり運動をしやすい時期になってきたので、運動会ごっこを意識しながら様々な運動遊びを楽しめるようにしていく。

 

10月6日(火) 晴れ  髙島

お散歩バッグを肩から斜めにかけると「かわいいでしょ?」「ドングリここに入れるんだよね」と自分で装飾したバッグを友達と見せ合って喜ぶ。公園でドングリを見つけると夢中で拾ったり、金木犀の香りに気付いた子が「さいこうのにおいだね」と落ちていた花を集めてバッグへ入れたりし、帰園中も大事そうに手を添える姿がある。時間に余裕をもって行くことで、たっぷり遊びを楽しむことができた

 

10月14日(水) 曇り  髙島

火災の避難訓練で園外へ避難する。2歳児クラスと手をつなぎ園庭から第二避難場所の西公園へ移動する。2歳児クラスの歩幅に合わせたり、段差に上がってしまった子に「あぶないよ」と声を掛けたりしながら優しく手を引く姿がある。帰園後、5歳児の遊戯を見学し園庭で遊ぶ。感染症予防のため、異年齢児との交流に配慮し活動していたので、乳児に対しての関りに不安があったが相に合わせて優しく声を掛けている姿に成長を感じる。避難訓練という短い時間だったが異年齢児と手をつなぎ歩行したことで、年下児との関わり方に自信につながったと思う。感染予防に配慮しながら、交流できる工夫を担任間で考えていく。

 

10月26日(月) 晴れ  髙島

入場門や万国旗を見て「きょうはうんどうかいごっこだね」「できるね」と期待感を持つ。オープニングでは、少し緊張した表情を見せていたが、体を動かす度に笑顔が見られる。5歳児の遊戯では「いっしょにおどりたい」と言って立ち上がった子も、音楽が流れると憧れの眼差しで夢中になって観る。かけっこや遊戯が終わるたびに「きょうかっこよかった」「がんばったよ」と担任に達成感を伝えに来る。幼児クラスになり、初めて皆で一つの大きな事をやり遂げた達成感や喜びを味わうことができた。また新たなことに挑戦する気持ちを育んでいく。

育児あれこれ