健康
ニュースなどでコロナウィルスについて知り、咳エチケットや手洗い・うがいの大切さを再確認している。また、健康な身体を維持するために「よく食べてよく眠る」ことを話すと、給食の時には苦手な野菜類も「コロナに負けられないからね!!」と意欲的に食べようとする姿もある。感染予防を第一に心掛けつつ、戸外に出て気分転換ができるよう遊びや活動を考えていく。
散歩先の公園では、ボールや紐など身近なものを使って運動遊びをする。大きく身体を動かしたり、力の加減を調節しながら身体を動かしたりしながらバランスよく身体が動かせるようにする。さまざまな運動遊具も使って全身を使って遊べるよう、遊びの内容を考えていく。
人間関係
進級した喜びが大きく、年下児の存在を意識したり世話をしたりする姿が多く見られる。玩具の片付けや午睡後の布団の片付けなどを意欲的に行い、「ありがとう」の言葉を受けて喜びややりがいを感じている。中には世話をしたい気持ちはあるものの、どう接したらいいのかわからず戸惑っている児もいるので、仲立ちなど場面に応じた援助をしていく。また、遊びや活動での関わりももてるよう、担任間で連携をとっていく。
環境
新しいクラスになり、LaQやレゴブロックなどの細かな玩具が増え、手先を使いながら集中して遊んでいる。時には友達と協力して作ったり、作品をごっこ遊びなどに繋げたりする姿もある。落ち着いてじっくりと遊びを楽しめるよう、玩具の提供の仕方や場の設定に工夫していく。
言葉
遊びの中で友達とぶつかり合いがあった時に、泣く・怒るの気持ちの表出が大きく先行しがちである。言葉で伝えるのに時間がかかり、保育者の仲立ちを必要とすることがある。気持ちを受け止めつつ、感情の表出を自己調節し言葉で相手に伝えられるよう援助していく。
表現
こいのぼり制作では、画用紙と染紙を使って平織りを経験する。紙の帯を交互に編んでいき少しずつ模様が出来上がっていくことで、仕組みが理解でき、完成をイメージしながら楽しんで取り組む。今後もさまざまな素材・道具を使っていろいろな手法を試すことができるよう活動の提供を考えていく。