1歳たんぽぽ組2019年度8月のまとめ

食事

気温の高い日が続き食欲が落ちている子もいる。フルーツや汁物など食べやすいメニューから食事をすすめたり「さっぱりして食べやすいよ」等の声掛けをしていく。自分で食べたい気持ちが芽生え介助を拒む姿もあるが食べさせてもらいたい気持ちもあり、保育者が手を添えて介助で食べる子もいる。適量をスプーンに乗せたり食材の大きさを工夫したりして、自分で食べられた満足感が味わえるようにする。

睡眠

食後はすぐに寝てしまう子、絵本や玩具で遊び、ゆったりと過ごして入眠する子もいる。室内を心地良い温度に保ち、静かな音楽を流して、満ち足りた気持ちで眠れるように一人一人に合わせた対応をしていく。

排泄

排尿間隔が伸びて午睡明けなどタイミングが合えば便座に座って排尿する子もいたり「しっこ出た」と伝えてくる子もいる。子どもの表情や仕草を見てトイレに誘い、できた時は一緒に喜ぶ。一人一人の状況に合わせて援助していく。

健康

急に気温が高くなり体調を崩したり、手足口病に感染したりする子がいる。水遊びもあるので子どもの様子をしっかり観察し日々の体調について保護者とこまめに連絡を取り合う。活動で汗をかいたらシャワーをして気持ち良く過ごせるようにする。健康状態に合わせて休息、水分を十分にとっていく。

身体発達

水遊びでは、水の中に手を入れたり、足をプールの中に入れたり少しずつ楽しめるようになる。水着が苦手な子は服のまま水遊びをする。腹ばいになり全身を使って遊ぶ子もいる。バケツやジョウロ、布や食べ物の玩具など様々な玩具を用意することで好きな物を選んで遊んでいる。暑さで外遊びが出来ない時も室内で色々な動きが経験できるようにダンスやトンネル遊び等身体を十分に動かせるような遊びの場を設定する。

情緒面

保育者が簡単な手伝いを頼むと楽しみながらする。絵本に食べ物が出てくると自分だけでなく友だちや保育者の口に運ぶ仕草をみせるなど、やり取りを共有することを喜ぶようになる。友だちと思いがぶつかったりすれ違ってしまう事もあるが保育者が気持ちを温かく受け止め安心して人との関わりの経験をしていく。

言葉

友だち同士で名前を呼んでことばのやり取りを楽しむ姿がある。色や形をことばにしながら遊んだり、歌を歌って楽しむ。月齢の高い子は二語文を話す。子どものことばに応え保育士の仲立ちを通して友だちとのやりとりを補ったり、子どもの伝えたい気持ちを汲みとりながら思いをことばに替えて伝わったことの喜びが感じられるようにする。

育児あれこれ