健康
急激に気温が上昇した日があり、汗をかいて着替えをしたり、薄手や半袖を持ってきたり、衣類の調整を自主的に行い自立性への育ちに繋がった。公園に行くとマラソンを始める子がいて、疲れたら休みながら体力作りをする。卒園まで体調を崩す事無く登園してきたので良かった。
人間関係
異年齢児との交流の機会を設け、思い出が深まるようにした。小さいクラスとは、遊びの準備をしてから誘い、笑顔が見られると喜んでいた。幼児クラスで、遠出の散歩をしたり、おやつを食べたり、探索をしたり、季節の変化の気づきから、会話が盛り上がっていた。洋光台のドッジボール大会では、他園の子とチームになり、応援や協力する姿があった。顔と名前を覚えて親近感を覚えていた。
環境
卒園、就学に向かう環境の中で、不安を感じる子がいたが、励ましながら好きな遊びに集中できるように配慮した。一人ずつが積極的に気付いた場所を整えている姿が見られ、物を大切に扱おうとする気持ちが育まれた事を感じる。また、一年間、使った部屋や道具に感謝し、次の年長が使いやすさも意識していた。最終週はちゅーりぷ組で過ごしたが、乳児の玩具に興味を示してゆったりと過ごした。
言葉
異年齢児の交流で小さいクラスの子に、優しい言葉がけをしたり、思いやりの気持ちが
芽生えている。他園との交流でも気遣いをしながら会話をし、卒園活動の中で思いを言
葉にして伝えようとし、自信に繋がった。一人ひとりの思いを聞いて受け止め、周囲に
反映できるようにした。
表現
就学で使う道具を制作で表す。文房具など子どもたちから意見を募り、折紙やクレヨン
画で表す。給食先生とのおやつ交流に向かい、ランチョンマットやカード作りで食育の
取り組みを思い出して感謝の気持ちを表す。卒園を祝う会では、一人ひとりが将来の夢
を大きな声で語り、言葉にも自信が漲っていた。