健康
風邪や感染症などに罹る子が多い。子どもの体調の変化をこまめに観察しながら、健康的に過ごす為に必要なことは何かを一緒に考えていく。就学に向けて、自分達で身の回りを整えていくことを目標に時計を見ながら生活したり、子どもたちが自分で行うことを増やしたりしていく。引き続き、自分達で考えて行動していく姿を見守りながら、自信を持ち過ごしていく。
人間関係
正月遊びやドッジボールなど競い合う楽しさを知り、友達と協力して自分たちで遊びを進めようとする。遊びに集中してくると、口調や自分の思いを強く主張することがあるので、友達の思いに気づけるような言葉掛けをしていく。年下児に対して、視線を合わせて話したり、困っていたら優しく接したりする姿が多く見られるようになる。その姿を褒めて、自分の成長を感じられる機会にしていく。
環境
空間に仕切りを作り、ごっこ遊びを展開している。イメージしたものを自分なりに工夫し、遊びに取り入れている。カルタやすごろく、手紙のやり取りなどを通して、文字や数字への興味が広がっている。あいうえお表の他に、生活の中で様々な文字や標識などにも関心が持てるようにしていく。
言葉
友達同士のやり取りの仲立ちをしようとしたり、自分の意見をはっきりと相手に伝えたりする。また、友達の話に共感して答え、相手の気持ちを意識する姿が見られる。子ども同士のやり取りを見守りながら、補足が必要な時は仲立ちをして、相手に優しく接していけるようにする。
表現
節分に向けて、鬼のお面や豆入れを制作する。お面は、絵の具で画用紙に自由(筆、ローラー、スポンジ、フィンガーペイントなど)に描き、それを兜のように折り、顔や髪の毛、ひげなどをつけて仕上げた。豆入れは、廃材から自分達で好きな形や素材のものを選び、工夫しながら作る。友達や保育者と意見を出し合いながら、自分たちのイメージに近づけようとする。出来上ったものを友達と見せ合い、褒め合っている。子どもたちの表現しようとする気持ちを大切にし、素材や道具を十分用意し、じっくりと取り組める環境を整えていく。