2歳うさぎ組2025年度7月のまとめ

健康

衣服の着脱を自分でしようとする姿が多く見られるようになった。ズボンの着脱は、スムーズにできるようになったが、上服は違う所から手を出したり、前後が反対になったりする姿が見られた。難しい部分は一緒にやってみたり、自分でしようとしたりしている時は、時間をかけて見守っていき、一人でできたという自信に繋げていった。

人間関係

「一緒にあそぼ」と友だちに声をかけ、同じ遊びを楽しんだり、友だちが遊んでいる様子を見て真似たりする姿が見られた。自分の思いが通らず、友だちの遊びを邪魔してしまいトラブルになることもあった。子どもたちの様子に合わせて仲立ちをしながら、一緒に遊ぶ楽しさに共感したり、楽しい雰囲気を作ったりして関わりをじっくり楽しめるようにしていった。

環境

梅雨がすぐに明け、猛暑が続いたため水遊びを思うように楽しむことができなかった。室内でも夏ならではの遊びが楽しめるように、食紅で色付けした氷を用意して遊んだり、トイレットペーパーの芯を使って、黒い画用紙に絵の具でスタンプをしたりして花火の製作を楽しみ、夏の雰囲気を味わっていった。

言葉

自分の思いを言葉ではっきりと伝えることができるようになってきた。絵本に出てくる内容もそのまま覚え、保育者より先に言葉にする姿もあった。「○○だね」「よく知ってるね」など声をかけ、話したい気持ちに共感していった。また、気を引くためか、わざと嫌なことを言ったり、行動をしたりする姿があった。思いを汲み通り、尊重してもらえていることも感じられるように関わっていった。

表現

花火の製作の際には、夜空に上がる花火を思い描き「ドンドンドン」「パンパンパン」など花火の音を発しながら楽しむ姿があった。花火を連想した言葉に共感し「きれいな花火ができたね」「いろんな色があるね」など言葉をかけ認めていった。また、画用紙に自由にお絵描きをすると、人の顔を描いたり、黒線を描き、雨を表現したり、黄色で「太陽だよ。暑いよ」と、つぶやいたりしながらイメージしたものを思い思いに描いて楽しんでいた。「○○なんだね」「すごいね」など子どもからの言葉に耳を傾けながら共感し、描くことの楽しさが味わえるように関わっていった。

食育

今までより少し高いテーブル、ひじ掛けのない椅子に移行した。体を横に向けてしまうことはあったが、喜んで座り、友だちと会話をしたり「おいしい」と頬に手を当てたりして食べていた。好き嫌いが少し見られるようになり、口に入れても出したりする姿が見られた。暑い時期で食欲が落ちることも配慮し、自分で食べている姿を認めながら楽しい雰囲気で食べられるように関わっていった。

育児あれこれ