1歳りす組2025年度8月のまとめ

健康

保育者に声をかけられるとスムーズにトイレへ行ったり、ズボンや紙パンツを着脱しようとしたりする姿があった。自ら便座に座る子も増えてきて、タイミングが合えば排尿が成功することもあったので「トイレでおしっこできたね」と、成功したことを褒めたり、子どもの喜ぶ気持ちに共感したりしていった。

人間関係

友だちと手を繋いで歩く姿が見られたり、ままごと遊びではごちそうを「どうぞ」と手渡したり、食べさせ合う仕草が見られることもあった。微笑ましく関わり合うことが多かったが、玩具の貸し借りや譲り合いは難しく、トラブルに発展しそうな様子が見られることもあったので側で見守りながら、必要に応じて仲立ちしていった。

環境

3色の食紅を使って作った寒天で、感触遊びを楽しんだ。手や指先で触れたり、頬や腕、足の裏で感触を確かめたりする姿も見られた。「冷たい」と言葉で伝えたり、ジッパー袋の中で赤と黄色の2色の寒天を潰しながら混ぜていって「オレンジ!」と言ったりして色の変化に気付く声も聞かれた。「そうだね、オレンジになったね」と気付きに共感していった。初めは興味を持たなかった子も、友だちの様子を見ながら少しずつ触れていった。猛暑のため室内遊びが中心だったため、マットや大型積み木を利用しながらしっかりと体も動かして遊んだ。

言葉

二語文で、自分の気持ちや気付いたことを話そうとする姿が見られるようになってきた。友だちとの言葉のやり取りを楽しむ様子も見られたので側で見守りながら、子どもたちのやり取りを損ねない程度に保育者も一緒に会話を楽しんでいった。絵本や紙芝居に登場する身近なものや玩具などを示して「これは何かな?」と尋ね、楽しみながら発語を促していった。喃語で思いを伝えようとする子に対しては、前後の様子から気持ちを汲み取りながら声をかけていった。

表現

CDで音楽を流したり、保育者が歌を口ずさんだりすると、その場で踊ったり集まって踊り始める姿が見られた。「上手に踊れるね」「楽しいね」と声をかけながら保育者も一緒に楽しんでいった。繰り返しを求める子もいたので、状況に応じてリクエストに応えていった。

食育

食具を使って喜んで食べる姿が多く見られ「美味しい」という言葉も聞かれることが増えてきている。咀嚼をしっかりと行えていない子もいるので「もぐもぐしようね」「ごっくんしてから次のを食べようね」と、よく嚙んで食べることをわかりやすく伝えていった。

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