健康
体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水の出る子がいたため、こまめに鼻水を拭き取り、清潔に過ごせるように配慮していった。また、検温をして様子を見たり、水分補給をしたりして体調に留意していった。
眠くなっても、なかなか寝付けず、眠りが浅く目が覚めてしまう子がいた。布団で寝付くことが難しい子は、抱っこをして安心して眠れるよう関わっていった。
人間関係
新しい保育者や環境への不安から涙が出ることが多く、抱っこで過ごすこともあったが、一対一でゆったりと関わることで少しずつ慣れてきて安心して過ごしていた。保育者のことを目で追ったり、保育者とのスキンシップを喜んだりする姿が見られる。愛着関係を築けるようにふれあい遊びをしたり、表情豊かに関わったりすることを心掛けていった。
環境
棚や保育者につかまって立とうとしたり、ハイハイをしたりする子や一人で数歩歩いて、気になる玩具を取り出す子がおり、探索活動をする姿が多くなってきた。しかし、歩き始めで、歩行は安定していないため、十分にスペースを確保して、安全に遊ぶことができるように配慮していった。
言葉
機嫌が良い時には、保育者とのスキンシップの中で「あーあー」、「うー」などと声を発する姿が見られた。言葉を発する喜びに共感していった。子どもの表情や仕草などから思いを察して、「うんうん」、「○○なんだね」などと丁寧に声を掛け、応答的な関わりを心掛けていった。
表現
保育者の手遊びや音楽が聞こえる方に顔を向けたり、微笑んだりする姿が見られた。分かりやすいように歌ったり、何度も繰り返したりして、関心を引き出せるようにしていきたい。
お腹が空いたり、眠くなったりすると、生理的欲求を満たしてもらうために大きな声を出したり、泣いたりして保育者に知らせようとする姿があった。泣いて表現する姿をしっかりと受け止めながら、抱っこをして安心して眠れるようにしたり、一人一人の生活リズムに合わせて関ったりしていった。
食育
食べることが好きで、保育者に介助してもらい、口を大きく開けて食べる姿が見られた。スティック状の野菜を手でつかみ、自分で口に運ぼうとする姿もあった。食べたり飲んだりする意欲を大切にしながら、一人一人のペースに合わせて介助していった。お茶やミルクを飲むことが苦手な子もいるため、食事の際に水分を摂れるよう工夫していきたい。