食事
好き嫌いなく何でも食べていたが、軟らかい柿や甘いクッキーなどは口から出したり、もう食べようとしなかったりと食感や味覚に好みを示す姿が見られるようになった。嫌がるものは無理には勧めず、おやつなどは代替品を用意して楽しく食べられるように配慮していった。
排泄
パンツを替えようと声を掛けると、交換マットの上に寝転んで替えてもらおうとする姿が見られた。手早く交換し、気持ち良さを味わえるようにしていった。
健康
咳や鼻水が出ていたり中耳炎になったりしたが発熱することはなく、動きも活発で機嫌も良く過ごせることが多かった。
睡眠
食後は自らの布団を見つけて横になり、眠る体勢に入っている。保育者の服の袖を触ったり指吸いしながら静かに入眠している。
身体発達
園庭では砂山の上り下りを喜び、下りの勢いもついて足早に下りていたりと楽しげに体を動かしながら遊んでいる。マットの山を腹這いで滑り降りてみたり高い所に立ち上がって両手を上げたり、目線が少し高くなることを楽しみながら遊んでいる。
情緒
保育者や友だちの動作や遊び方を真似してみたり、友だちが集まっている所に交じっていき、楽しさを共有しようとする姿が増えてきた。思うように玩具をつなげられなかったりすると苛立ちを見せるので、援助したりつなげ方をやってみせると、少しずつ分かってきてつなげられることもあった。出来た物を嬉しそうに見せるのでその思いに共感していった。ままごとのスプーンを保育者に差し出して「食べて」とアピールし、やりとりすることを喜ぶ姿がある。
言葉
保育者の言っていることが分かって、玩具を探しに行ったり持ってきたりすることが出来るようになってきた。遊び中に声を発することは少なかったが、少しずつ自分の思いを喃語で伝えようとする姿が見られたり、おやつの牛乳を飲みながら「おいしー」と単語を発するようになってきた。また、猫の絵本を指差して「にゃーにゃー」、犬の絵本は「わんわん」と絵と結び付いた単語も聞かれるようになってきた。