健康
体調を崩す子はなく、元気に登園した。戸外に出る際、靴下や靴を自分で履く子もいれば、甘えもあり「できない」と言って履かせてもらうのを待つ子もいた。甘えたい気持ちを受け止めながら、優しく励ましたり、手を添えたり、履き方を知らせたりしながら、ゆっくりと関わっていった。やってみようと頑張っている姿を認めたり、褒めたりし、意欲や自信に繋げていった。
人間関係
保育者や気の合う友だちと一緒に遊ぶ姿が多く見られた。室内では、ブロックで列車を作って歌を口ずさみながら一緒に走らせて楽しんでいた。また、園庭では、砂遊びや虫探しを楽しんでいた。一緒に山を作ったり、だんご虫を見つけるとバケツに入れて観察したりと関わりが多く見られた。子どもたちが遊んでいる様子を見守りながら、友だちと関わって遊ぶ楽しさが味わえるように仲立ちをしていった。
環境
虫や草花に興味があり、園庭に出ると探索し、見つけた虫に触れたり観察したりし楽しんでいた。探索遊びを楽しむ姿を受け止め、発見した喜びや驚きに共感し探求する楽しさを感じられるように関わっていった。
言葉
友だちと遊ぶ中で、「貸して」と言っても相手の言うことを受け入れることができず、トラブルになることがあった。自分の思いを保育者や友だちに伝える姿が増えてきているので、双方の思いを受け止めて、仲立ちをしていった。中には、言葉がはっきりしない子がいるので、子どもの思いを汲み取り、やりとりする楽しさが味わえるように丁寧に関わっていった。
表現
お絵描きの準備が始まると喜んで椅子に座り、楽しみにする姿が見られた。好きな色の画用紙を選び、様々な色のサインペンを使って、顔らしきものを描く子もいれば、ペンを寝かせて描き、線が細くなる子もいた。持ち方を知らせながら描くことが楽しめるように関わったり、一人一人の発達に合わせて声をかけたりしながら見守っていった。
食育
食具を使って意欲的に食べる姿が見られる。好きな食材を食べたり、おかわりをしたりして満足感を味わっている。スプーンを上から握って持つことで、口に入れる際に食材がこぼれることもあったので、下から持つことを知らせていった。安心できる環境や楽しく食べられる雰囲気作りを心がけていった。