健康
衣服が汚れると保育者に着替えたいと訴え自ら着替える子の姿があった。汚れていない場合でも着替えたいと訴える子の姿もあったため、清潔にしようとする姿を受け止め、自分でしようとする姿を尊重して見守り、衣服が後前になった時や着脱が難しい場合には、さりげなく援助していった。
人間関係
友だちと関わって遊ぶことが多くなった反面、思いが伝わらない場面では言い合いになったり相手を叩いたりとトラブルも見られることがある。お互いの思いを聞きながら保育者が代弁していき、友だちの思いに気付けるように仲立ちをしていった。
環境
様々な動植物に触れ、保育者に虫の名前を聞いたり、枯葉や草花を使ってままごとをしたりして楽しむ姿があった。また、色や形に関心があり、ブロックを色ごとに分けて組立てたり、保育者と一緒に○△☐などを描いたりする姿もあった。子どもたちの気付きや発見を受け止めながら共感し、いろいろなものに一緒に見たり触れたりしながら楽しんでいった。
言葉
はっきりとしない言葉も聞かれるが、保育者に伝えたいことを懸命に話そうとする子の姿がある。伝えたい思いを汲み取りながら、言葉を補ったり話に耳を傾けたりして、言葉で伝え合う楽しさを味わえるように接していった。
表現
秋の歌や絵本、紙芝居などに興味を示し、見たり聞いたりすることを楽しんでいる。保育者がする手遊びを真似て、子ども同士で読み聞かせごっこをする姿もあった。様々な表現を楽しむ様子を見守りながら保育者も一緒にやりとりをして楽しさを共有していった。
食育
様々な食品に触れ、味わって食べようとする姿が見られ、おかわりをして満腹感を味わう姿もあった。遊び食べをする子がいて、真似をして食べ物で遊ぶ姿も見られる。楽しい雰囲気の中で食事ができるよう見守りながら食具の使い方を伝えたり、「おいしいね」「どんな味がするかな?」などと声をかけたりして、食事への意欲を高めていった。