食事
食具を持たない方の手を使わずに食べている姿が見られるので、器に手を添えたり持ち上げたりして食べることを促していった。最初は箸に興味を示し使っていたが徐々に箸を使う姿が少なくなり、スプーンで食べている子が多いので、箸を使うように引き続き促していきたい。
排泄
トイレで排尿する感覚を掴めなかった子が、尿意を伝えてトイレで初めて成功する姿があった。これがきっかけとなり、それ以降もトイレで排尿する姿が見られるようになっているので、成功体験を認めたり喜んだりして自信が持てるように関わっていった。
健康
食後のうがいが定着してきて、含んだ水をすぐに吐き出すのではなくブクブクと頬を動かしてから吐き出す動作が上手になってきた姿が見られる。できるようになってきた姿を個々に認めていき、自信や意欲につなげていきたい。
睡眠
寝ぐずりする子、寝つきの悪い子など眠るまでに時間がかかる時もあるが、体に手を添えたり、子どもが心地良く感じられる速さでトントンしたりしながら安心して眠れるように関わっていった。午前中の活動の疲れから一定時間眠る子が多く見られる。
身体発達
お絵描きを楽しむと目や口などのパーツを意識して人の顔を描く子や顔から手足に見立てた線を描いて頭足人を表現する子の姿が見られた。また、ピースの多いパズルに一人でじっくりと取り組める姿が見られるようになり、形が似ているピースを試行錯誤しながら根気よくはめ合わせて完成させる姿があった。完成できた達成感に共感し、その姿を認めていった。
情緒
玩具の中から同色のものを全部集めて一人占めして使う子の姿や友だちが貸して欲しいことを伝えても、スムーズに貸したり分けたりすることができない場面があった。ものの貸し借りを通して貸してもらえる嬉しさを感じたり、貸してあげられる姿を認めたりしながら仲立ちをしていった。
言葉
恐竜や海の生き物など自分の好きなものに対して知っていることを保育者に話したいという姿がよく見られる。伝えたい思いに応えてゆったりと話を聞くようにして、会話する楽しさを共有していった。また、友だちが話している時に同時に話しかけてくる姿があるので、一人ずつ順番に話すことを促し、友だちの話にも耳を傾けていけるように仲立ちをしていきたい。