5歳ぞう組2025年度5月のまとめ

健康

積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりして思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。自ら衣服を調節して快適に過ごせるようにする姿も見られた。また、室内では運動遊びを取り入れ、鉄棒やマット運動、とび箱、巧技台などが楽しめるようにサーキットを作った。運動が苦手な子も友だちの成功した姿に刺激を受け、やってみようとする姿が見られた。子どもたちの挑戦する姿を見守ったり、褒めたりして自信に繋がるようにしていった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は、相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を「飼育したい」という子がいたため、生き物の生態や餌、飼育環境について子どもたちと話し合い子どもたちの思いに寄り添っていった。

言葉

おやつ前や給食前に絵本の読み聞かせをすると、「知ってる!」「○○ってなるんだよ」など興味を持つ子が多くいた。自分たちで文字が読めるようになり、友だち同士で読む姿も見られた。ひらがなやカタカナに遊びのなかで触れることができるように保育室内の絵本も充実させていきたい。

表現

季節の歌や子どもたちの好きそうな曲を選んで歌ったり、踊ったりして楽しんだ。毎月違う曲を歌うことで季節を感じることができ、製作活動にもスムーズに導入できるようになった。製作活動では、文字を取り入れ、見て真似て書くことをねらいに時計作りをした。見て読むことができても、見て書くことができない子もいたが、やろうとしている姿を認め、手を添えるなどして自分でした達成感が味わえるようにしていった。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。また、草が生え始めていることに気づけるように声をかけると、「大きくなるため抜いてあげる」と積極的に草取りをする姿もあった。野菜の絵本なども繰り返し読んでいき、興味関心が広がるようにしていった。

育児あれこれ