5歳ぞう組2024年度2月のまとめ

健康

雪が積もると、戸外で雪だるま作りをしたり、雪合戦をしたりして雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、友だちに「雪だるま作ろう。」と誘い合い、寒さを忘れて楽しんでいた。遊びを見守ったり一緒に身体を動かしたりして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。

人間関係

将棋遊びを通して、対局をする様子を見守り子ども同士で教え合ったり、アドバイスをしたりして友だちとの関わりが広がっている。また、将棋が得意な子に、保育者が「○○君が教えてほしいみたい。」と声をかけると、「いいよ。」と喜んで引き受け優しく教える姿があった。保育者の声かけがなくても自主的に教え合う姿も増えてきているため、褒めたり認めたりして友だちとの関わりが深まるよう見守っていった。

環境

水たまりの氷に気づき、「氷があるよ!」「みんな見て!」と水たまりの氷を発見した喜びを保育者や友だちに知らせて喜んでいた。また、氷を手に握り「見て!氷って水になるよ。見といて。」と氷が解けて水に変化することに気づき、友だちや保育者に氷が解ける様子を見せていた。子どもの気づきを一緒に喜び、自然事象に興味関心が広がるように関わっていった。

言葉

友だちとトラブルになっている場面で、別の友だちが仲立ちしたり代弁したりして友だちを思いやる姿が増えてきている。一方で、伝え方や語気が強くなり解決が難しい場面もある。保育者は見守ったり仲立ちをしたりしながら、解決の仕方を知らせたり伝えたりしていった。子ども同士で解決しようとする姿を認めたり褒めたりして、子ども同士でもトラブル解決ができるようにしていく。

表現

製作遊びで、絵の具を使ってきれいな色を塗ったり混ぜ合わせたりして、好きな色を使って表現することを楽しんだ。また、水の量によって色の濃さに違いがあることにも気づき友だちと共有する姿があった。保育者も色の変化を楽しみ、子どもの気づきを喜び伸び伸びと表現できるようにしていった。

食育

節分の行事にまつわる食べ物の意味や由来を知り、家庭で由来や意味を話す子もいた。給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。また、食べ終わる時間を子どもたちと相談して決め、就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。

育児あれこれ