健康
月始めに、はみがき集会を行い、その後も歯みがきにちなんだ絵本や紙芝居を多く取り入れていった。話を見た後は、いつも以上に意識して、丁寧に行う姿があったが、普段は遊びになったり、簡単に済ませたりする姿が多かった。繰り返し歯みがきの大切さを知らせ、丁寧に歯磨きができるように関わっていった。
人間関係
友だちと一緒に水や泥水の感触を楽しんでいた。友だちが水の冷たさや泥の感触に喜ぶ様子に興味を示し、一緒に遊ぶ楽しさを共有する姿も見られた。子どもたちの気付きを、他児にも伝えることで、みんなで発見を楽しんだり、どうしてそうなったのかなどを一緒に考えたりし、さらに遊びが広がるようにしていった。
環境
5月に植えた朝顔が芽を出し、日に日に大きくなっている。子どもたちも毎日順番に当番で水やりをし、2種類の朝顔で芽の形が違うことに気付き、「こっちはちょうちょみたい」「こっちはハートみたいだね」などと特徴を身近な物に例え、大切に育てる姿があった。朝顔が今後どのように生長していくのかを、コピーして掲示し生長過程を楽しんでいった。
言葉
休み中の出来事を、楽しそうに友だちや保育者に話す姿があった。“どこでどんなことをした”という話から、「○○ちゃんはどんなことが楽しかった?」「どうやって~したの?」などじっくり話を聞き出すことで、よりわかりやすく、具体的に話をする姿があった。また、絵本の読み聞かせが好きな子が多いため、たくさんの物語にも親しみが持てるようにし、語彙力を育てていきたいと思う。
表現
保育者が紫陽花を持ってくると、じっくりと観察を楽しみ、一つの花にも様々な色が混ざっていることに気付き、「これは何色と何色でできるのかなぁ?」と興味を持つ子がいた。その後、色水遊びをすると、ピンクや水色をを混ぜ、試行錯誤しながら実物の色に近づけようと楽しむ姿があった。今後も、子どもたちの遊びの幅が広がるような体験を増やしていきたいと思う。
食育
気の合う友だちや、保育者と一緒に食事をすることを喜ぶ姿が多い。また、食欲も増してきて、おかわりしたい子も増えてきた。中には、話に夢中になってしまったり、苦手なものがあって箸が進まなかったりする子もいる。保育者がその都度声かけをしたり、子どもと相談して食べる量を調整したりして楽しい食事ができるようにしていきたい。