4歳きりん組2022年度5月のまとめ

健康

一日の流れをイラストで伝えていくと、「〇〇するの?」「次は〇〇か」などと、理解して行動する子や「〇〇するんだって~」などと周りの友だちに知らせる子の姿があった。身の回りの始末などを自分でしようとする姿を十分に認め、できた喜びや次への意欲に繋がるよう関わっていった。また、戸外遊びでは、リレーや鉄棒等、友だちと一緒に身体をたくさん動かして楽しむ姿が見られた。気温が高くなってきたため、水分補給や衣服の調整ができるように、一人一人に声をかけたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

椅子取りゲームやだるまさんがころんだなどルールのある遊びを楽しんでいった。ルールを知る子が「〇〇するんだよ」と友だちへ伝えたり、「こうだよね」などと友だち同士でルールを伝え合ったりしながら遊びを進めていく姿があった。負けた悔しさから涙が出る姿も見られたが、「もっかいしよ?」「〇〇だよ」などと子ども同士で話し合いながら遊びを展開する姿があった。相手を思いやる気持ちやルールを守ろうとする姿をしっかりと認めながら、関わっていった。

環境

天候の良い日は戸外遊びを楽しんでいった。園庭では、虫を夢中で探したり、見つけた虫を友だちと観察をしたりしていた。散歩へ出かけると、4月では見つけられなかった動植物が増え、発見する楽しみも増えた。見つけた喜びに共感したり、保育者も一緒に探したりしたことで、発見する楽しさや自然物に触れる楽しさを味わっていた。友だちと虫を観察する中で、虫が逃げてしまい友だちとトラブルになることもあったが、保育者が皆と再度一緒に探す提案をすることで、「こっちにいたよ」と友だちと喜び合いながら、自然と仲直りをして何度も諦めずに探す楽しさを味わう姿があった。

言葉

「○○ちゃん○○しよ!」「○○して遊ぼう」などと友だち同士でやりとりしながら関わる姿があった。一方で、自分の思いを上手く言葉で表現できなかったり、伝えたい気持ちが相手に上手く伝わらなかったりして、友だちとトラブルになることもあった。双方の思いを受け止めながら、必要に応じて言葉を添えたり、代弁したりしていきやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

ハサミやのりなど色々な道具を使って製作遊びを楽しんだ。重ねた紙を線に沿ってハサミで切ることが難しい子や、のりを多く出しすぎてしまう子などの姿があった。製作する姿を側で見守り、必要に応じて声をかけたり、手を添えたりしていき、使い方に気を付けながら、安全に道具を使って製作できるよう関わっていった。また、「まだやりたい!」という声もあったので、今後も様々な素材や道具に触れながら製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中、友だちとの会話に夢中になり姿勢が崩れたり、遊び食べになり食事が進まなかったりする姿が見られた。一人一人に合わせて声をかけたり、食事のマナーの確認をしたりして対応していった。苦手な食材に興味を示して食べ、「せんせ~、○○食べれた~」と知らせて喜ぶ子がいた。その姿を十分に認め、「すごいね」「おいしいね」などと声をかけていくことで、「次は○○食べる」と次への意欲や自信に繋がることができた。

育児あれこれ