健康
シャワーの準備の仕方やプール遊びでの約束事を丁寧に伝えていった。水遊びを楽しみにし、準備やシャワー後の流れを理解し自分で行おうと意欲的な姿がみられた。また、プール遊びでは、保育者も一緒に遊びながら、泳ぐ、潜る、工夫して遊ぶ姿を認めたり、楽しんでいる姿に共感したりしていった。
また、気温が高く暑い日が続いたため、熱中症予防のため水分補給をしっかりと行うように声をかけ汗をかいたら着替えるように促し、気温が高い時は、室内でゆったりと遊べるようにしていった。
人間関係
室内外で、友だちと思い切り体を動かして遊び、楽しさや開放感を共有したり、お互いにできるようになったことを見せ合ったりしながら関わりを深めていった。また、友だちと一緒にする楽しさを通して満足感が味わえるようにしていった。関わりの中で、自分の思いを通そうとしてトラブルになることや友だちを傷つける言葉を使う子がいた。子どもたちの関わりを見守りながら、相手の思いを受け入れることやどのような言葉を使って相手に伝えたらよいかなど、繰り返し伝えていった。
環境
水遊びをする機会を多く持つことができ、全身で水の感触を味わいながら遊びを楽しむ姿が増えていった。プールでの遊び方では泳いだり、潜ったりしたい子、色々な遊具を使って遊びたい子がおり、二つあるプールをそれぞれの遊びが十分楽しめるように環境を整えていくことで、子どもたちも集中して遊べて良かった。今後も色々な遊具や用具などの環境を整え、遊びが広がるようにしていきたい。
言葉
休日に地域の祭りや出掛ける機会が増え、保育者や友だちに嬉しそうに伝え、やりとりを楽しんでいた。保育者も問いかけたり、話の内容を広げたり、共感したりしながら、自分の思いを伝える楽しさを味わえるようにしていった。また、言葉遊びを楽しめるよう、クラスでしりとりを楽しむ機会を作ったり、「英語で遊ぼう」の時間だけでなく、遊びの中でじゃんけんをする時は、英語で言ったりするなど、英語への関心も持てるように関わっていった。
表現
染め紙をしてかき氷の製作を楽しんだ。また、折り紙をしたり、空き箱などの廃材を使い、自分がイメージするものを作ったりしようとする姿もあった。子どもたちの姿を見守りながら、難しい所は手伝いながら、作る楽しさを味わえるようにしていった。また、季節の歌を一緒に歌ったり踊りを踊ったりバルーンをしたりして、みんなと一緒に歌う楽しさや踊ったり、バルーンを動かしたりしてリズムに合わせて体を動かして遊べるようにしていった。
食育
年長児が畑の夏野菜を収穫すると、興味を持って見たり、野菜の成長にも関心を持ったりする姿があった。給食に入っている野菜を見つけると「畑のと同じだよ」「赤いパプリカはなかったよね」など、野菜を話題にする子も多くいた。保育者も会話に加わりながら、食材への感謝の気持ちや色々な夏野菜があることも伝えていった。