4歳きりん組2016年度3月のまとめ

健康

一年を通して、基本的生活習慣が身に付き、手洗い、うがい、歯磨きなど進んで行うようになった。またスリッパを揃える姿も多く見られるようになった。自分から進んで行動したり、自分で身の回りのことをする姿を褒めたり認めたりしながら、意欲を伸ばしていった。

人間関係

友だちとの関わりが深まり、ルールのある遊びを楽しむ姿が多くなった。トランプなどでは勝敗を楽しむ姿があるが、悔しさからトラブルになることもあった。保育者に知らせたり、周りの友だちが仲裁に入り子どもたちで解決する姿も多くなり成長を感じた。また、戸外では友だちの刺激を受け、ポッピングに挑戦し、繰り返し楽しむ姿が多く意欲を認めていった。

環境

室内遊びでは子どもたちの興味が持てる玩具を用意し、好きな遊びを選んで楽しめるように配慮した。戸外遊びでは友だちと思いきり体を動かして遊べるように、保育者も遊びに加わり一緒に楽しんでいった。また年長児からバイキング給食の準備を引き継いだり、年長児の部屋で過ごす時間を持ち、進級する喜びや期待が持てるようにしていった。

言葉

自分の思いを言葉で伝えたり、友だちの思いや考えを聞いたりできるようになってきた。保育者に思いを伝えてきた時は、思いを受け止め、話すことが楽しいと思えるように関わっていった。また、わからない字を尋ねたり、書いてもらったりしながら手紙のやり取りを楽しむ姿もあり、数字や文字への関心も高まっていた。

表現

製作を通して、絵の具やクレヨンで描く楽しさやのりやはさみを使って切ったり貼ったりする楽しさを感じていた。夏にはフィンガーペインティングを楽しみ、直接、絵の具に触れる感触を味わい、伸び伸びと描いていた。様々な素材に触れて楽しめるように配慮した。出来上がった作品は認め、達成感が持てるようにしたり、保育室に飾り喜びを共有できるようにしていった。ラキューに興味を持つと完成図と照らし合わせ作る姿や自分でイメージを膨らませてじっくりと取り組み大作を作っていて感心した。

食育

正しい姿勢や箸の使い方、食器を持って食べることなど、マナーを再確認しながら楽しい雰囲気の中で食事をしていった。苦手な食材も少しずつ食べてみようとする姿が見られたり、長い針が○までに食べようと目標を決めると意識し、友だちとの会話に夢中になっていた子も食べるペースが早くなった。

育児あれこれ