4歳きりん組2016年度4月のまとめ

健康

戸外遊び後は、手洗い、うがいを進んで行っていた。忘れている子がいると「ぐちゅぐちゅぺっせんとバイキンがついてるよ」と子ども同士、声を掛け合う姿もあった。進級を喜び、身の回りの事を張り切って行っているが戸惑っている子もいた。丁寧に伝え、一人ひとりの気持ちを受け止め、安心して過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと関わりながら遊ぶ姿がたくさん見られ、新入児にも優しく声をかけ遊びに誘っていた。時々、玩具の貸し借りや遊びの延長から思いがぶつかり、トラブルになることがあった。お互いの思いを受け止めながら、少しずつ相手の思いに気付けるように仲立ちをしていった。

環境

天気のいい日は戸外でたっぷりと体を動かしたり、春の自然に触れて過ごすことが出来た。園外に出掛ける機会も設け、桜を見たり、草花摘みや虫に触れるなど自然を身近に感じられるようにしていった。草の上を気持ちよさそうに転がる姿もあり、危険のないように見守りながら楽しい気持ちに共感していった。

言葉

ごっこ遊びの中で、経験したことや自分の思い、感じたことなどを話し楽しんでいるが「ひそひそ話してくる」「変な顔した」などと訴えて来る子がいた。保育者が仲立ちとなり、ひそひそ話しは嫌な気持ちになることや、思い違いかもしれないことを話し、気持ちに寄り添っていった。また、みんなの前で発表する場を作り、自分の思いや考えを話せるようにしていった。

表現

自分のクレヨンを喜び、大きな紙を用意すると、ダイナミックに描き楽しんでいた。こいのぼり製作では、洗濯ばさみやキャップを使ってスタンプ遊びをすると、絵の具に興味を持ち楽しんで取り組んでいた。同じ材料でも一人ひとり違い、個性あふれる作品が出来上がった。子どもたちのやってみたい気持ちを大切にし、色々な素材で遊び、楽しさや満足感が味わえるようにしていった。

食育

保育者や友だちと一緒に楽しい雰囲気の中、食事をしていたが、友だちとの会話に夢中になり、食が進まない子がいた。また横を向いたり肘をついて食べる子もいた。声をかけ、正しい姿勢や食べ方などマナーを知らせていった。

育児あれこれ