2歳こぐま組2021年度6月のまとめ

健康

季節の変わり目で、咳が出たり、熱が出たり、体調を崩して早退する子や欠席する子などが多くいた。子どもたちの様子をしっかりと観察し、検温や機嫌など注意しながら見守っていき家庭とも連携を図っていった。気温の高い日も多くなり、水分補給をこまめにし、室温にも気をつけて調整していった。排泄では、布パンツに移行する子も増え、自分からトイレに行き排泄する姿が多く見られた。午睡中に目を覚まし、トイレに行く子もいて、成長を感じた。トイレに関心のなかった子も友だちに影響を受け、自分からトイレに座ったり、ズボンの着脱をしたりする子も見られるようになってきたので、丁寧に声をかけ自信につなげていった。

人間関係

友だちと積極的に関わり遊ぶ姿があった。ホールを友だちと一緒に追いかけっこしたり、マットの上でじゃれついて遊んだりして楽しむ姿が多く見られた。友だちの真似をしてマットで前転をしたり、三角マットの上でジャンプして遊んだりしてしっかりと体を動かして遊んだ。場所の取り合いや嫌なことをされた時には、子どもの気持ちを受け止めながら、「どうしたの?」「~が嫌だったんだね」と声を掛け、相手の気持ちも伝えながら仲立ちをし、丁寧に関わっていった。

環境

園庭に出たときや散歩のときなど、自然のものに触れて楽しむ様子が多く見られた。カエルがいると自分で直接手でつかまえて友だちに見せたり、保育者が手に取り、子どもたちに手で触れさせたりして、生き物の命に触れる体験をすることができた。アジサイも直接手で触れ、匂いをかいで楽しむ姿が見られた。

言葉

ごっこ遊びや見立て遊びを自分たちで考え楽しむ姿があった。カエルやネコなど動物になりきったり、ヒーローになりきったりして、想像の中で友だちとかかわって遊んでいた。「ケロケロ」や「ニャーニャー」と言ったり、「今は○○ってことね」と言ったりして、言葉のやりとりをしながらイメージをふくらませ遊びを展開している姿があった。

表現

手遊びを一人の子が始めるとそれを見て、一緒になって加わり歌いながら体を動かして楽しむ様子が遊びの中で多く見られた。保育者も加わり、一緒になって共有し表現する楽しさを味わっていった。カエルやアジサイの製作も楽しんでいった。それぞれ観察したことを自分なりに描いて表現しごっこ遊びを展開し楽しむ姿があった。

食育

しっかりとよく噛み、食材の香りや風味などを味わいながら食べる姿がある。積極的に食べ、残食も少なく、友だちと一緒に楽しく食べている。遊びに夢中でなかなか食事に向かえない時は、「上手に食べられるね」「これおいしいよ!」と丁寧に言葉をかけ、側に寄り添い、楽しい雰囲気の中で食事に向かえるように関わっていった。

育児あれこれ