2歳こぐま組2021年度10月のまとめ

健康

天候の良い日は散歩に出掛けたり、園庭で体を動かしたりして元気に遊んだ。朝晩の冷え込みなど寒暖の差もおおきくなり、月の後半は体調を崩す子も多くいた。感染症も多くなり、子どもたちの体調には十分に注意を払いながら関わっていった。排泄面では多くの子が布パンツで過ごすようになり、排尿感覚がわかり自らトイレに向かう姿が増えてきた。中には午睡時におしっこが漏れることもあったので、不安を感じさせないように「大丈夫だよ」「きれいにしようね」と安心できるように言葉をかけていった。昼食後の着替えの時も自分で着替える気持ちを大切に自分からできるように丁寧に関わっていった。

人間関係

ブロックを使い自分のイメージするものを作り上げる姿が増えてきた。「先生見て!○○作ったよ!」と保育者に見せてくれたり、友だちとイメージを共有して協力して一つのものを作り上げたりする様子も見られた。イメージ通りに作れなくて涙が出る子もあり、気持ちを受け止めながら「もう一回作ってみようか」と言葉をかけ、次に繋げていけるように関わっていった。自分の気持ちを伝える事が上手にできるようになってきた。

環境

散歩では道端に落ちている枯葉を足で踏みしめて「ガサガサ」と音を立てる様子を感じたり、飛んでいるトンボや蝶々を見たりして秋の季節を体感した。園庭ではカエルやダンゴムシを捕まえて保育者と一緒に触ったり観察したりして生き物と触れ合いながら楽しんでいった。

言葉

友だちと一緒にイメージを共有して遊ぶ姿があった。「いま、車を運転してるの」「着いたよ」「降りて!」と車でドライブを楽しんだり、自分の思いやイメージを言葉で伝えたりして遊びこむ様子が多くあった。中には、友だちの使っている玩具が欲しくて取ってしまいトラブルになる事があった。思いを受け止めながら「貸して」と声をかけ丁寧に関わっていった。

表現

保育者と一緒に音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして楽しさを共有しながら表現する姿があった。井桁ブロックでスタンドマイクを作り、友だちと一緒に歌い、保育者がギターやドラムの演奏の真似をするとそれに合わせて一緒に真似て楽しむ子が多くいた。子どもたちが自由に体を動かして表現する楽しさを味わえるように遊びに加わって楽しさを共有していった。

食育

いろいろな食材に触れ、好き嫌いなく給食を食べる姿が増えてきた。意欲的に食べ完食し、おかわりをする子が多く見られた。中には友だちと会話することに気を取られて遊び食べする子や早く食べたくてスプーンを使わず手で食べようとする子もいた。楽しく食事をする中で、「スプーンで食べようね」など声をかけて丁寧に関わっていった。

育児あれこれ