1歳うさぎ組2019年度1月のまとめ

食事

ほとんどの子どもがスプーンを使って食事ができるようになったが、中には、片手にスプーンを握り、他方の手でつかみ食べをする子もある。「スプーンですくえるかな?」、「スプーンだと食べやすいよ」などと意識づける声かけを続けている。

新年度に向けて、保護者と連携を図り、アレルギー食材の除去解除や、未食材の試食などを進めていった。

排泄

トイレトレーニングに積極的な子どもが非常に多く、保育者の声かけや友だちが向かう姿を見て、意欲的にトイレに向かっている。排尿間隔がしっかりと空き、紙パンツを汚さない子や、意識的にコントロールができ、座ると必ず排尿する子もある。便意を訴え、排便できる子もいる。全体的に月齢の大きい子の方が億劫がったり、紙パンツの交換も嫌がったりしているように感じる。無理強いはせず、ゆったりとした気持ちで関わっていきたい。

健康

咳・鼻水の症状が長く続いている子が多かった。特に、目やにや午睡時の咳き込みにより眠りが浅い(短い)などについては、保護者に丁寧に伝えていった。一晩だけの高熱や嘔吐などの風邪症状により欠席する子もあったが、この時期としては全員出席をする日が多く、温暖で恒温な天候と子どもたちの体力向上によるものと感じた。

睡眠

一人寝ができていた子が真っ直ぐ布団に向かわず、玩具で遊んだり、絵本を広げたりして保育者の手が空くまで待つ姿があったので、甘えたい気持ちをしっかりと受け止め、一人一人に丁寧に関わっていった。睡眠リズムが安定し、目覚めも良く、「おはよう」と笑顔で友だちや保育者と挨拶を交わすことが日課となっている。

身体発達

園庭で、鉄棒や登り棒に興味を持ち、手足を駆使してぶら下がったり、よじ登ろうとしたりして楽しんでいた。全員が両足ジャンプをできるようになり、中には20cm近い段差でもバランスを崩すことなく着地ができる子もある。走るスピードもとても速くなり接触などの心配もするが、周りの状況を見て緩めたり、体を避けたりできるようにもなった。事故のないよう、いつでも対応できるよう保育者同士連携をして遊びを見守っていった。

情緒

一日を通して情緒の安定している子が多かった。しかし、母親の出産や里帰りによる離別などの影響で、友だちとの関わり方に変化が生まれる子もあった。思いを汲み取り十分にスキンシップを図りながら、相手が困っていること、嫌な気持ちになることもくり返し伝えていった。

言葉

発語が緩やかな子どもたちも「せんせ」、「○○ちゃん」、「もっかい(もう一回読んで)」などと単語で気持ちを伝えようとする姿があった。丁寧に応答し、興味を持った絵本を納得するまでくり返し読むなどして、言葉で気持ちが伝わる喜びを感じることのできるよう関わっていった。流暢に話ができる子どもたちは、会話を楽しみながらごっこ遊びに夢中になっていた。また、エプロンシアターや紙芝居では、「昔々あるところに・・・」などと話を覚え、保育者と一緒に語って楽しんでいた。

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