健康
5月から仕事復帰の家庭が多く、復帰後登園時間が早くなったり、降園が遅くなったりし、生活リズムが変わってきた。それぞれの起床時間に合わせ、午前睡をしたり、早めに午睡ができるようにしたりし、安心して過ごせるようにしていった。
人間関係
保育者とのスキンシップを楽しんでおり、声を出して笑い、喜ぶ姿があった。また、友だちにも興味が出始め、友だちの遊んでいる玩具で同じように遊んだり、「追いかけて」と言うかのように手招きをし、ハイハイや伝い歩きで追いかけっこのようにしたりして楽しむ姿があった。「○○ちゃんと一緒だね」「○○ちゃんが~してるね」などと言葉かけをしながら、楽しさに共感していった。
環境
気候に配慮してテラスや散歩に出かけ、戸外遊びを楽しんでいった。始めはテラスの人工芝の感覚に慣れず、シートの上から降りたがらない子もあったが、少しずつ感触に慣れ、のびのびとハイハイや伝い歩きで探索を楽しむ姿が見られるようになった。安全面や衛生面に配慮しながら子どもたちの動きを見守っていった。
言葉
「まんま」「ばーばい(バイバイ)」など、少しずつ言葉が出始めた。また、言葉の意味を理解し、「上手だね」などの言葉が聞かれると、手を叩いたり、「いってきます」の言葉が聞かれると、手を振ったりと、言葉の意味をよく理解し、行動が一致する場面が増えてきた。思いを汲み取って言葉に置き換えてみたりしながら声を出す楽しさを感じられるように関わっていった。
表現
保育者が手遊びをしたり、わらべうたを歌ったりすると、興味深そうに保育者の顔をじっと見つめたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。また、歌が終わると、“もう一回して”と言うかのように喃語を発し、アピールする姿があった。スキンシップが楽しめる触れ合い遊びを通して、保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう関わっていった。
食育
手づかみやスプーンで意欲的に食事をしている。食の好みが少しずつ出てきており、つまんで口に運ぶものもあれば、味を好まず、つかんで床に落としてしまう姿もあった。自分で食べる姿を見守りながら、タイミングよくスプーンで介助し、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。