0歳りす組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ると指差しや「でた」と言って知らせたり、ティッシュを渡すと自分で拭こうとしたりする子の姿があった。鼻水や咳が出る子が多かったため、細目に拭き取るなど、清潔になる気持ちよさが伝わるような言葉掛けをしていった。寒くなってきて厚着をしている子が多いが、日中は気温が上がり暖かい時もあるため、体調を見ながら衣服 の調節をしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり、「おいで」と手招きをして遊びや給食・おやつに誘ったり、泣いている子がいると背中や頭をなでたりと優しい姿もみられた。また、「○○ちゃんどこかな?」と聞くとその子の側までいったり、指差しで知らせたりと名前が分かる子も増えてきた。また、同じ玩具や絵本を使いたい気持ちから取り合いになったり、場所の取り合いになったりする場面もあったため「同じのが使いたかったね」「他にもないかな~」と気持ちに寄り添いながら仲立ちしていった。

環境

歩ける子が増え、歩行も安定して活発に動き回る姿が多くなってきた。足元の玩具を細目に片付け広いスペースを確保し、安全に遊べるよう環境を整えていった。月齢の小さい子はお座りが安定し、目の前にある玩具を取ろうと手を伸ばしたり、寝返りをして腹這いになったりとそれぞれに身体発達がみられた。手の届くところに玩具を用意して様々な身体の動きができるように促していった。

言葉

好きな絵本や歌などから、発語が多く聞かれるようになり、「どうぞ」「いこう」「できた」などの単語で要求を伝えたり、歌を歌ったりする子もいた。簡単な言葉や喃語で気持ちを伝えようとする子の姿もあったので、「〇〇したいんだね」などと言葉を代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心掛けていった。

表現

読んで欲しい絵本や、踊りたいダンスなどがあると保育者の所まで持ってきたり、指差しをしたりしてリクエストする子がいた。また、馴染みのあるダンスの音楽が流れると覚えている振りを踊ったり、拍手やジャンプをしたり体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有しながら、身体を使って表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

完了食の子も離乳食の子も手づかみやスプーンで意欲的に食べているが、上手くすくえなかったり、すくった食材がうまく口まで運べなかったりする姿があった。自分で食べようとする気持ちを大切にして、さり気なく手を添えたり、少量ずつスプーンに乗せたりしてスプーンの使い方を伝えていった。初期食の子も大きな口を開け、食材の乗ったスプーンに口元を近づけたり、コップからお茶を飲んだりと喜んで食べている。家庭と連携を図り中期食に進めていきたい。

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