0歳りす組2015年度3月のまとめ

食事

3月の頭から、全員が完了食になった。こぼしながらも自分でコップやお椀を持ち、意欲的に食事をする。手づかみ食べが主の子も多いが、保育者が手を添えながら一緒にスプーンを握り、スプーンでの食事にも慣れていけるようにしていった。

排泄

紙パンツが濡れたり、便が出たりすると、「ちっち」「うんち出た」など股を押さえて、保育者に知らせる姿があった。「きれいにしようね」などと声をかけながら紙パンツを交換し、きれいになった心地よさを知らせていった。
うさぎぐみの部屋に行くと、トイレに興味を示し喜んでトイレに座る。子どもたちの意欲を大切にし、「ちっちでるかなぁ?」「上手に座れたね」など言葉をかけ、楽しみながら進めていった。

健康

発熱などで休む子もいたが、大きな体調の崩れもなく、元気に過ごしていた。鼻水が出ると、鼻を指差して知らせたり、ティッシュに手を伸ばしたりし自分で拭こうとする姿もあった。「鼻水出たね」「きれきれしようね」と言葉にして伝えながら、きれいに拭き取り、きれいになった心地よさが味わえるようにしていった。

睡眠

給食を食べ終わると、自分の布団に自ら横になる姿が多い。保育者が側につくと、安心して一人で入眠する子や、背中をさすると安心して入眠する子もいる。また、途中で目が覚める子もあったが、保育者が背中をさするとまた眠ることができ、まとまった時間ぐっすりと眠れるようになった。一人ひとりの生活リズムに合わせて、ゆったりと睡眠がとれるようにしていった。

身体発達

ほとんどの子が歩けるようになり、広いスペースを嬉しそうに歩いて移動する。また、保育者と手を繋いで散歩に出掛け、長い距離をしっかりとした足取りで歩く子もいた。月齢の小さい子も靴を用意してもらうと、広場をゆっくりと歩いて喜ぶ姿もあった。歩行がまだ不安定な子もいたので、怪我のないよう側で見守りながら、子どもたちの楽しい気持ちに共感していった。

情緒

友だちの持っている玩具が気になり、取ろうとしたり、友だちの遊びを真似て同じように遊ぼうとしたりする姿があった。友だちに遊びを邪魔されると「だめー」「や(いや)」など言葉で伝えようとする姿もあったので、子どもの思いを代弁しながら同じ玩具を用意したり、「○○ちゃんにも一個貸せて」など、言葉にして伝えていった。

言葉

二語文が多く出るようになり、戸外に出掛けると「花きれいね~」「ワンワンおった」など見たものを言葉にして伝える。保育者の言葉を真似て、繰り返すことを楽しむ子もいたので、ゆっくりと話しかけ一人ひとりのやり取りを楽しんでいった。また、指差しをして自分の思いを伝えようとする子もいた。子どもの思いを汲み取りながら、「~があったね」「~がほしかったんだね」など、言葉にして伝えていった。

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