4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2015年度9月のまとめ

健康

給食時、苦手な野菜があるが、「これだけ食べよう」と食べてみようと向かう姿や、「きれいに食べれたよ」と嬉しそうに知らせる姿があった。時には、苦手なものが残るとおしゃべりに夢中になったり、あそんでしまう子もいた。食べられた時は十分に認め、自信や意欲につなげていくと共に、食事の大切さやマナーを伝えていった。9月から午睡がなくなり、一人ひとりの体調に気をつけ、家庭での様子も聞きながら見守っていった。

人間関係

友だち同士でトラブルになった時「どうしたの?」と話を聞いてあげたり、「そんなこと言ったらいけんよ」と伝えたり、自分たちで解決しようとする姿が増えてきた。子どもたちのやり取りを見守りながら必要な時には仲立ちとなり、優しくされて嬉しい気持ちを代弁していくようにした。中には、口ではなく、たたいたりけったりして知らせようとする姿も見られたので、気持ちを受け止めつつ知らせ方の手段を考えられるように話しをしていった。

環境

水遊びが終わり、園庭で虫探しやあさがおの花を使って色水作りを楽しむ姿があった。虫探しは、フェンスの下を掘って幼虫を見つけ、バケツに入れると、子ども同士見せあったり一緒に観察したりする姿があった。園庭に落ちている木の枝や木の実や小花を使ってままごとを楽しむ子もいた。子どもたちの興味や関心を大切にし、身近にある自然物に触れて遊ぶ楽しさに共感していった。

言葉

指でなぞりながら文字を読んだり、友だちと一緒に探し絵を見たりして楽しむ姿があった。また文字に興味を持ち始め、「○って書いて」と要求する子もいたので、物や生き物の名称を書いたものを子どもの目に触れる場所に貼り、感心が高まるようにしていった。

表現

ぬりえや折り紙など手先を使ったものを丁寧にじっくりとしあげていく姿が多く見られるようになった。ぬりえでは、少しぬってはすぐにやめてしまっていた子が友だちと一緒に取り組み、最後まで塗ることができていた。保育者はできた喜びに共感し次につなげるよう心がけた。保育者の問いかけに「○○だよ」「○○です」とみんなの前で発言できるようになってきている。あそびを通してみんなの前で発表したり発言したりする機会をもち、自信につなげられるようにしていった。…

4歳きりん組2015年度8月のまとめ

健康

暑い日が続き、温度や湿度の調整に気をつけ快適な環境で過ごせるようにしていった。また、活動と活動の間にこまめに水分補給するよう促し、汗をかいて服が湿っている子には保育者が声をかけて着替えられるようした。給食時、畑の野菜の収穫がきっかけで野菜が苦手でも食べてみる姿が見られた。食べられた時には、「食べられたね」と喜びを共感したり食材に興味が持てるよう声かけをしたりと配慮していった。

人間関係

年長児がしている遊びに興味を持ち、真似して遊ぶ姿があった。虫探しや、ルールのある遊びなど遊びを共有して過ごす姿が多くあった。思いの違いからトラブルになることもあったが、関わりを持とうとする姿を大切にし、お互いが納得いくように話しができるよう仲立ちとなっていった。中には、年少児と関わりを持とうとする姿も見られた。

環境

かぶと虫やカタツムリに興味を持ち、保育室でも飼育をした。見たり触れたりして楽しむ姿があった。時々、飼育ケースを揺らし乱暴に扱う姿が見られたので、命の大切さを知らせ、子ども達と飼育に必要な約束を一緒に考えていった。「葉っぱがあったら住みやすい」「えさは○○がいいんじゃない」など図鑑を調べて話しをする姿も見られた。天気が良い日が多く、プールあそびを楽しむことができた。日に日にあそびがダイナミックになっていき、水あそびを通して自信を持って取り組む姿が見られた。最後はほとんどの子が水の抵抗なく泳いだり潜ったりすることができていた。

言葉

「○○くんと遊びたいのに遊んでくれん」と訴えてきたり、トラブルになったりすることがあった。お互いの気持ちを聞きながら自分の気持ちも伝えることができるよう仲立ちをしていった。

表現

ジェスチャーゲームやことば遊びを通して、子ども達が表現する楽しさを感じられるように関わっていった。最初は、手を挙げても声にできない子もいたが、友だちが楽しそうに表現するのを見て、発言や表現できるようになっていった。また、絵本の字を少しずつ読もうとする子の姿が見られた。…

4歳きりん組2015年度7月のまとめ

健康

暑い日が続き、汗をかいて遊んでいる子が多かった。遊びに夢中になり、水分が摂れていない子もいたので、声を掛けて水分補給が十分に出来るよう配慮した。暑さから食欲が落ちる子は見られなかったが、体調が優れず食欲が落ちる子がいた。こまめに検温したり、しっかり視診したりと一人ひとりの体調を気に掛けて見守った。

人間関係

保育室では、積み木やブロックを使って気の合う友だち数人と同じものを作ってあそんだり、トランプを友だちを誘って複数の人数でしたりする姿があった。園庭では、かくれんぼや鬼ごっこを友だちや保育者と楽しむ姿が見られた。お互いの意見がぶつかりトラブルになることもあった。一緒に遊びたい気持ちを汲み取り、気持ちを代弁していった。

環境

プールあそびが始まり、毎日入ることを楽しみにしている子が多かったが中には「入りたくない」という子もいた。無理のないように誘ったり、友だちがあそんでいる姿を見て過ごせるように声をかけたり、楽しいと思えるような遊びを工夫していった。そうしているうちに、少しずつ入れるようになる子や、顔に水がかかっても抵抗が減っていく子の姿が見られるようになった。どの子も楽しいなと思えるような環境を提供していきたい。

言葉

あそびの中でいけないことや危険なことをしている子に対して「ダメだよ」「危ないよ」と教えてあげる姿も多く見られるようになった。うまく伝わらないと強い口調になり、トラブルになることもあった。また、集団での活動が多くなった分、トラブルも多く感じられた。ブロックの取り合い、作りたいものの違いなどトラブルの内容はいろいろだが、自分の気持ちはしっかりと話せるようになってきた。自分の思いを言葉で伝えることはできるものの、乱暴な言葉だったり、相手を傷つけてしまうこともあったので、相手の思いにも気付いていけるよう言葉を添え、仲立ちとなり関わっていった。

表現

夏祭りに向けて、うちわにマーブリングを楽しんだ。マーブリングの液が混ざり合う様子を見て「わあ」と驚く子が多かった。一人ひとりの作品をしっかり認め、夏祭りに期待感が持てるように関わっていった。ぞうぐみが夏祭りに踊るおどりに興味を持ち、「踊りたい」 と言う子がいた。一緒に体を動かし楽しめるようにしていった。…

4歳きりん組2015年度6月のまとめ

健康

天気が良く、気温が上がる日もあった。園庭では、タライに水を入れ水に触れて遊べるように環境を整えていった。暑さや湿度の高さにより、食事、午睡時は特に温度調節をしながら快適に過ごせるよう心掛けた。虫歯集会を通して、ペープサートや絵本で歯の大切さを知らせていった。子どもが自発的に歯磨きをする姿をしっかりと認め、意欲につながるよう見守っていった。

人間関係

鬼ごっこやリレーあそびなど、ルールのある遊びに興味を持ち、友だちを誘って遊びが始まることもあった。ルールの思い違いにより、トラブルになることもあった。保育者は、お互いの気持ちを汲み取り、上手く気持ちが伝えられるよう仲立ちしていくように心掛けた。複数人数での遊びが楽しめるようになってきていると感じた。また、今月は中学生との交流があり、園庭で遊んだり、室内遊びを楽しんだりと、触れ合うことができた。

環境

室内ではカブトムシの幼虫が成長していく様子に興味を持つ子もいて、子どもの気付きに耳を傾けて驚きや発見に共感していった。天気のいい日には、園庭に色水を作りあそんだ。色が混ざり合う様子を楽しんだり、砂場に掘った穴に流し込んでみたりと、それぞれ工夫して遊ぶ姿が見られた。また、砂と水を組み合わせて、泥水を作り、ごっこ遊びに取り入れて遊ぶ姿があった。子ども達の発想を充分に認めていった。

言葉

あそびの中で思ったことを言葉にしたり、家出の出来事を友だちと話したりする姿が多く見られた。自分のことを話すだけでなく、友だちの話を聞くこともできるようになってきたが、中には自己主張から、意見がぶつかりトラブルになる場面もあった。また、「嫌な事言ってきた」と訴えてくる子もいた。お互いの気持ちに気が付いていけるよう仲立ちとなっていった。

表現

七夕にちなんだ製作では、丸型にきった画用紙に、“目”“鼻”“口”を描く姿があった。一人ひとりのペースで絵画を楽しめるように配慮したり、子ども達がイメージが膨らみやすいよう声をかけたりしながら進めていった。完成した子からは「早く飾って」という声もあり、子ども同士で見せ合って楽しめるように配慮していった。のりの使い方は、苦手な子もいたので、側に付き方法を伝えながら励ましていくようにした。一人ひとりが、自分でできた喜びや達成感が味わえるよう援助していった。…

4歳きりん組2015年度5月のまとめ

健康

気温が高い日もあったが、活動や気温に合わせて自分で衣服の調節をしたり、水分補給を行ったりして快適に過ごせるようにした。
天気のいい日は、戸外遊びを楽しんだ。体を動かして遊べるよう、しっぽ取り・ボール遊び・リレーのようにスコップをバトンに見立てて持って走る、など体をしっかりと動かし遊んだ。

人間関係

気の合う友だちと誘い合い好きな遊びを楽しんでいた。友だちとの関わりを求める姿が多くみられようになってきているが、友だちとの思いの違いからトラブルになることもあった。保育者が遊びに加わったり、お互いの思いを受け止めながら一緒に遊べるよう見守っていった。また、鬼ごっこやトランプなど簡単なルールのある遊びを楽しむ姿も見られた。友だちと関わって遊ぶ楽しさが感じられるように側で見守ったり遊びが広がっていくよう声をかけたりと配慮した。

環境

遠足に向けてぞうぐみとペアになって散歩に出かける機会を多くもち、春の自然を感じられるようにしていった。散歩も、歩くだけでなく立ち止まって花や鳥の様子、建物などをじっくりと目で見て楽しめるように配慮していった。園庭では、虫探し・砂あそび・ごっこあそびと好きな遊びを見つけて遊ぶ姿があった。中では、虫に興味がなかった子が、少しずつ興味を持ち触れて楽しむ姿もあった。

言葉

ごっこ遊びを通して、子ども同士でのやりとりを楽しむ姿が多く見られるようになってきた。保育者は子ども同士のやりとりを見守ったり、話すことが楽しいと感じられるように声をかけていった。子どもの話をゆっくりと聞き、保育者に親しみを持って話ができるようにしていった。また、子どもが感じたことに共感したり一緒に考えながら会話をする楽しさが感じられるように配慮した。

表現

クレヨン・はさみ・のり、などの正しい使い方を伝え、少しずつ確認しながら用具や材料を使って遊べるようにしていった。製作するときだけでなく、普段から使って遊べる環境を作っていった。用具を使うにあたって、危険も伴ってくるということを子どもと一緒に考えていくようにした。
また、“楽しかったこと”をテーマに絵を描いた。それぞれイメージして描く姿があった。子どものイメージを大切にし、描く楽しさが感じられるように配慮した。…

4歳きりん組2015年度4月のまとめ

健康

天気がいい日も多く、戸外遊びの後は、手洗い・うがいを促がしていった。自分からしようと意欲的な姿が多く見られたが中には遊びたくて忘れる子もいた。意欲的な姿を認めたり、忘れる子には自分からまた気が付けるような声掛けを心がけていった。

人間関係

好きなあそびを見つけて、その中で友達と関わりながら遊ぶ姿がたくさん見られる。時々、玩具の貸し借りや遊びの延長から思いがぶつかり、トラブルになることがあった。玩具の数を必要に応じて増やしたり、お互いの思いを受け止めながらお互いの気持ちに気付けるよう仲立ちし、貸し借りを見守った。保育者とのやりとりの中では、登園すると、「おはよう」と言ったり、、給食で箸を配ったときには、「ありがとう」と言葉を返す子がいた。生活において大切な言葉だと言うことを十分に認めていった。

環境

進級して、自分のカバンかけの場所やトイレの場所などがわからず戸惑う子もいた。保育者は一つずつ丁寧に伝えていくように配慮した。また、見通しを持って過ごせるように声を掛けていくようにした。すると、「次はなにするの?」と子どものほうから尋ねる姿が見られるようになった。天気のいい日は戸外で思いきり体を動かしたり、春の自然物に触れて過ごすことができた。園外に行く機会も設け、桜の花を見たり、虫に触れるなど春の自然を身近に感じられるようにしていった。

言葉

手遊びやリズムあそびに興味がある子が多く、何度か遊ぶと自然に口ずさむ子の姿があった。英語であそぼうでは、先生の発音する英語を聞き取り、真似して発音しようとしていた。英語を発する楽しさが感じられるよう子どもの姿を十分に認めていった。給食時とおやつ時に当番を取り入れると、友だちの前に出て、挨拶をする姿があった。中には恥ずかしくて声を出せない子もいたが子どもの懸命な姿を認め、次につながるよう心がけた。

表現

絵の具を使って遊んだり、クレパスで絵を描くことを喜んでする子が多かった。絵を描くときには、自分がイメージしたものを書く姿が見られた。また、保育室にある不用品で、望遠鏡やパソコンを作る子もいた。保育者は、子どもの自由な発想を認め、できたときの嬉しい気持ちに共感し遊びが広がるように見守っていった。…