3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2025年度4月のまとめ

健康

進級し、生活の流れが変わったところもあったが、保育者の声かけを聞きながら、ノートをしまったり、衣服の着脱をしたりと、身の回りのことを自分でしようとする姿があった。中には、一人ですることが難しく、「できない」と言う子もいたので、保育者が一対一で付き、個別で丁寧に伝えながら関わっていった。

人間関係

友だちを誘って、ままごとをしたり、ブロックで遊んだりして楽しんでいた。一緒に遊ぶ中で使いたい玩具が被り、取り合いになってしまったり、自分の思い通りにならず、叩いてしまったりという姿も見られたため、その都度保育者が仲立ちとなり、友だちと思いを共有しながら遊びを楽しめるよう援助していった。

環境

戸外活動の中で、虫を見つけたり、春の植物に触れたりして楽しむ姿があった。見つけた虫を触る際に、強く握ってつぶれてしまうこともあったため、見つけた喜びを共有しながらも、虫にも命があることを伝え、優しく触ったり、観察したりできるよう促していった。

言葉

困ったことやしてほしいことなど、自分の気持ちを言葉で表現できる子は、上手に保育者や友だちに伝えていた。一方で、気持ちを伝えることはできていても、強い口調や乱暴な言葉遣いになり、そこからトラブルへと発展する場面も見られていたため、その都度優しく伝えられるよう、言い方を実際に伝えるなどして関わっていった。
自分の気持ちを上手く言葉で表現できず、困っていた子どもに対しては、「◯◯したかった?」「お手伝いできることある?」など声をかけ、自分の思いを表現できるような環境を作れるよう関わっていった。

表現

手遊びが好きな子が多く、保育者が手遊びを始めると真似して楽しんでいた。また、子どもたちの方から「いっぽんゆびのやつしたい!」「グーチョキパーのしよ!」とリクエストがあり、積極的に取り入れながら楽しむことができた。また、チューリップやちょうちょなど春の歌も楽しめたので、来月も引き続き楽しんでいけるよう保育を進めていきたい。

食育

サラダなどが苦手な子が多く、見た目から、「これ食べられない」と言って残す子が多くいた。保育者も一緒に食べながら、美味しさを共有したり、苦手な食材を取り除いたりして、食べられたという、自信に繋がるよう関わっていった。
また、食事の際にスプーンを加えながら立ち上がったり、箸の使い方が危なかったりする様子もあったため、その都度使い方を丁寧に伝え、正しい使い方ができるよう、声をかけていった。…

3歳ぱんだ組2024年度3月のまとめ

健康

天候の良い日が多かったため、園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりする機会を多く作ることができた。かけっこ遊びが好きな子が多く、思いきり走って、友だちと一緒に楽しむ姿があった。日中と比べて寒くなる日も増え、鼻水や咳が出る子もいたため、こまめに検温したり、手洗いや消毒の声かけを行ったりして、子どもたちの体調を見守っていった。子どもたちも、「咳が出る」と自分の体の変化を伝えたり、鼻水を自分で拭いたりする姿が多く見られるようになってきた。

人間関係

気の合う友だち同士で同じ遊びを楽しむ姿があった。一緒に遊ぶ中で、「それ、かっこいいね!」「○○ちゃんすごいね!」と友だちの姿を認める言葉かけをする子の姿が増えていた。一方で、思いがぶつかって、友だちに対して、強い口調になる子もいたため、双方の思いを受けとめ、話を聞いた上で、「優しく伝えてみようか」「○○ちゃんも~って思ってるよ」など、お互いが納得して仲直りできるように、状況に応じた言葉かけをしていった。

環境

季節の変わり目で園庭にも春の植物が少しずつ見られ、見つけたものを保育者に教えようとする姿が見られた。また、友だちの見つけた自然物に興味を持ち、「どこにあった?」と聞いて、探してみたり、一緒に観察したりして楽しむ姿があった。散歩に出るなどして、もっと春の自然を感じられるようにしていきたい。

言葉

自分の思いを言葉で伝えられるようになり、相手の話も聞くことができるようになった。思いが上手く伝わらず、伝えようとする思いが強いあまり、言い方がきつくなることもあった。思いを受け止め、気持ちを落ち着けてから話ができるようにしていった。

表現

製作遊びでは、今までに経験した技法を使って製作遊びを楽しんだ。筆や糊などの使い方が上手くなり、製作の表現が豊かになって成長を感じた。また、はさみを少しずつ使えるようになってきており、自分で塗り絵や白紙を切って遊ぶ姿が見られるようになってきた。はさみの使い方に十分注意し、遊びが広がっていくようにしたい。

食育

自分で食管から給食を入れることが上手くなり、メニューによって自分が食べられそうな量を、自分で判断して入れられるようになってきた。体が成長し、たくさん食べるようになり、おかわりへの意欲が増している。できるだけおかわりを用意してもらい、満足感が得られるようにしていきたい。…

3歳ぱんだ組2024年度2月のまとめ

健康

自分で防寒着の裏返しを直したり、手洗いやうがいを丁寧に行ったりする姿が増えてきた。また、寒い中でも体の温まり方や気温の変化に応じて、上着を脱いで衣服の調節を自ら行う姿があった。
「自分でできた」という満足感が自信や意欲につながるように認めたり、褒めたりしていったことでより意欲的に取り組む姿も見られた。引き続き、支援が必要である。

人間関係

友だちを誘って、鬼ごっこやかけっこなど一緒に遊ぶことを楽しんでいた。遊びの中で、自分の思いが伝わらなかったり、思いを押し通そうとしたりしてトラブルになることがあった。子ども同士でやり取りをしたり、自分なりに気持ちを伝えようとしたりする姿も見られた。
今後も、子どもたち同士の関わりを見守り、自分の思いを伝えることができるよう、繰り返し声かけしていきたい。

環境

棚の場所を移動したり、玩具の環境を新しくしたりと今の子どもたちに適した室内の環境を作っていった。一人一人が新しい環境の中でいろいろな表現方法が見られた。より楽しめるようにさらに環境を工夫したことで、子どもたち一人一人が話し合いながら表現できていた。今後も環境を整えていきたい。

言葉

自分の思ったことやしたいことを言葉で伝え、友だちとのやり取りを楽しんでいる。日々、やりとりの様子を見守り、トラブルになった時には必要に応じて仲立ちをしていった。
かるた遊びや文字ブロックを通して、ひらがなに興味を持つ子が多くなった。順番でかるたの読み手をしたり、塗り絵にひらがなを書いてみようとしたりする姿がある。今後も、言葉に対して興味が広がっていくよう、遊びの中に、ことば遊びを取り入れていきたい。

表現

ダンスやまねっこ遊びなどを通して、自分なりに体を動かすことを楽しんだ。動きだけではなく、鳴き声や友だちとの会話でも動物を表現しようとしている姿も見られるようになってきている。今後も表現遊びを取り入れていき、自分なりの表現方法で楽しめるようにしていきたい。

食育

節分では、絵本を集会の中に取り入れることで、節分に食べる食べ物は何か考えたり、食べる理由を友だちと考えたりする姿が見られた。恵方巻きを食べる習慣があることや健康を願って豆まきをすることなど由来を分かりやすく知ることができた。今後も行事を通して、いろいろな食育に触れられるようにしたい。…

3歳ぱんだ組2024年度1月のまとめ

健康

晴れ間を見て、数十分でも園庭遊びを楽しんだ。追いかけっこやサッカーをしたり、鉄棒や木登りをしたりと、たっぷりと体を動かして遊ぶことができた。寒くなり、厚着になる子がいたが、活動に合わせて衣服を調整したり、保護者に声掛けをしたりし、快適に過ごせるよう配慮していった。

人間関係

かるたやすごろく、椅子取りゲームなど、簡単なルールのある遊びを楽しんだ。負けたくない思いから、ルールを守らず、トラブルになる場面もあった。その都度わかりやすくルールを伝えたり、「~したら、みんなで楽しく遊べないなぁ。」と友だちの思いを伝えたりし、繰り返し仲立ちとなっていった。

環境

雪が積もると、「雪遊びがしたい」と言って雪が積もったことを喜んでいた。氷柱や雪がとけて凍っていたことなど色々な発見を楽しんでいた。雪だるま作りをしたり、雪のご馳走を作ったりして楽しんでいる子どもの姿が見られた。子どもたちの発見に共感し受け止め、一緒に楽しんでいったことで、冬の自然に興味を持ち、触れたり発見したりして楽しむことができた。

言葉

休み中の出来事を嬉しそうに話す姿があった。「どこで何をした」だけでなく、何を見て、どう思ったのかなど、詳しく話せるようになっており成長を感じた。また、「〇〇ちゃんは、どこに行ったの?」と子ども同士で、やりとりを広げる場面もあった。保育者も一緒に会話を楽しみ、様々な話題に興味を持てるようにしていった。

表現

手先を使った遊びが好きで、ブロックで駒やロボットを作ったり、ストローを通してブレスレットにしたりとそれぞれの作りたいものを、自分なりに形にして表現する姿があった。「本当だ!〇〇できたね」と子どもたちの言葉を繰り返したり、「~のところがかっこいいね」と具体的に褒めたりし、自信に繋げていった。

食育

以前は野菜が苦手だった子が、「先生、見てて!」と言いながら進んで食べようとする姿が見られるようになった。また、一口食べられたことが自信につながり、続けて食べてみる場面もあった。保護者にも園での様子を伝え、子どもたちの成長を共有し、自信に繋げていった。…

3歳ぱんだ組2024年度12月のまとめ

健康

寒くなり、厚着の子が増え、日中の活動で「暑い」と訴えてくる子もいた。子どもたちにも衣服を調節できるよう声を掛け、薄着で過ごせるようにしていった。戸外から帰ってくると、手洗いをする習慣が身に付き、自分から進んでする子の姿も見られた。鼻水や咳が出る子もいるため、職員間で体調管理を徹底し、子どもの様子を伝え合い、気をつけるようにしていった。

人間関係

年長児と関わって遊んだり、年中児の遊びを真似したりして遊ぶ姿があった。年長児が困ったことを助けてくれたことにとても慕う姿もあった。子ども同士遊ぶ中で、「○○がいい!」「○○は嫌だ」と意見が違うことからトラブルになることもあった。お互いの気持ちを聞き、両方が納得できるように話しをしていった。また、危険な場面があれば、「危ないよ」と友だちに声を掛ける姿があった。

環境

天気のいい日は戸外で遊び、体を動かして遊ぶ楽しさを味わえるよう配慮していった。「○○しよう」と保育者を誘って、遊びを広げる姿が増えていった。室内あそびでは、ぬりえや折り紙など手先を使った遊びを好んでする姿もあった。最後まで取り組める子も多く、出来た喜びに共感し意欲につながるよう声を掛けていった。

言葉

子ども同士で名前を呼び合う時に呼び捨てにしたり、きつい言葉で話しをする子がいた。「○○くんが怒った」と訴えてくる子もいたので、相手の気持ちに気付けるようその都度話しをしていった。また、自分が経験したことを友だちや保育者に話しをする姿があった。子ども同士の会話を見守ったり、会話が持続して楽しめるよう仲立ちをしていったことで、少しずつ会話が楽しめるようになってきたように感じる。

表現

発表会では、友だちと歌ったり踊ったりすることの楽しさを経験し、発表会後も「○○踊る」とダンスを踊って楽しむ姿があった。室内遊びでは、折り紙でリボンを作ったり、ストローでブレスレットを作ったりして楽しんだ。頭や腕につけてごっこあそびをしたり、ブロックで剣を作ってなりきり遊びをしたりする子もいた。子どもたちの発想を受け止め、作って楽しめるよう配慮した。…

3歳ぱんだ組2024年度11月のまとめ

健康

戸外に出かける際、自ら帽子を被ったり、上着を着たりと、身の回りのことを自分で行おうとする姿が見られた。一方で、上着が裏表逆になっていたり、チャックがうまく閉められなかったりと、苦戦する様子もあったため、自分でやろうとする姿を見守りながら、必要に応じて援助し、できたという達成感が味わえるように関わっていった。

人間関係

おうちごっこやお店屋さんごっこなど、友だちを誘いあって遊ぶ姿があった。遊びの中で、自分の意見が通らないと、涙が出たり、大声を出したりして感情を表現することが多くあったため、その都度仲立ちとなり、自分の思いを相手に伝えられるように関わっていった。

環境

園庭に落ちていた葉っぱやどんぐりを、砂で作ったごちそうの上にトッピングするなど、様々な自然物を遊びの中に取り入れることができた。またどんぐりを見つけると、割って中身がどうなっているのか観察する姿もあったため、保育者も一緒に観察し、気付きなどを共有していった。

言葉

友だちと遊ぶ中で、会話のやりとりを楽しむ姿が増えたが、時には言葉が強く出たり、乱暴な言葉づかいをしたりしてトラブルになることもあった。友だちがどう思っているのか、どんな気持ちになるのかをその都度伝えたり、どのような言葉で伝えればいいのか一緒に考えたりしていった。

表現

子どもたちから「ブレーメンしたい」「楽器したい」という声が上がり、表現活動を楽しんでいった。発表会ごっこでは、セリフも覚えてきたことで自信もつき、堂々と演じる姿も多く見られたため、上手に演じている姿をしっかりと褒め、より楽しみながら演じられるように関わっていった。

食育

食事の中で、お皿を持って食べようとする姿が見られている。一方で、箸で食器を叩いたり、友だちに向けたりと危険な姿もあったため、箸の使い方を繰り返し丁寧に伝えていった。…

3歳ぱんだ組2024年度10月のまとめ

健康

戸外から帰ってきた際やトイレの後、食事の前などに自分で進んで手洗いをする姿が見られるようになった。また、戸外に出かける前は、自ら帽子を被り、寒いと感じたら上着を着用するなど、自分で気づき行動に移す様子があった。中には上手く上着のチャックやボタンが閉められず苦戦する姿もあったため、その都度丁寧に伝え、自分でできたという達成感が味わえるよう関わっていった。

人間関係

戸外に出かけると、友だちや保育者を誘って、鬼ごっこを楽しむ姿が多くあった。また、他のクラスの運動会ごっこの様子を見に行ったことをきっかけに、組体操やよさこい、バルーンなどを自分たちの遊びの中に取り入れ、楽しんでいた。やりとりの中で友だちと声をかけあい、楽しさやできた達成感を共有できるように関わっていった。

環境

園庭にどんぐりや葉っぱが落ちていることに気が付くと、友だちと見せ合ったり、ままごと遊びに活用したりして遊びを展開させる姿が見られた。また、幼虫探しが上手になり、見つけた幼虫の様子をじっくりと観察し楽しんでいた。保育者も一緒に見つけたものを観察し、気づきや喜びに共感していった。

言葉

ひらがなに興味を示し、「先生これ読めるよ」と嬉しそうに伝える姿があった。そのため、ひらがなパズルやひらがな積み木を部屋に用意し、子どもたちがより文字に触れて楽しめるよう保育を進めていった。積み木が足りず、トラブルになった際は、画用紙を切り、文字を書いたものを用意することで、じっくりと遊ぶことができていた。

表現

友だちと一緒に歌をうたったり、ブレーメンに出てくる動物になりきって演じることを楽しんだりする姿があった。ブレーメンの劇ごっこでは、お面や楽器などを用意することでより世界観が深まり、友だちや保育者と一緒に演じることを楽しんでいた。子どもの様子を見守り、今後も必要に応じて様々な道具を増やし、表現活動がより楽しめるよう保育を進めていきたい。

食育

給食の中に出てきた食材に興味を示し、「これなに?」と尋ねることがあったので、名前を伝えたり、絵本を見ながら一緒に確認したりして食材への関心がより高まるように関わっていった。来月はクッキングもあるため、絵本などをさらに活用して、食への興味関心をこのまま高めていけるように関わっていきたい。

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3歳ぱんだ組2024年度9月のまとめ

健康

温かい気温が続き、元気に過ごす子どもたちだった。ホールや戸外で体を動かして遊びを楽しんでいた一方で、汗がたくさん出る姿が多く見られた。新しい衣服に着替えたり、水分補給をしたりして体調面に配慮していった。9月末になると、朝の気温が下がり、長袖で登園する子が出てきた。身体を動かしたり、昼になると気温が上がったりし、汗をかくため、半袖を多めに持ってきてもらい、こまめに着替えができるようにしていった。

人間関係

友だちを誘ってごっこ遊びやなりきり遊びを楽しむようになってきた。友だち同士のトラブルに気付き、間に入るが、上手く言葉で伝えられず、蹴ったり、叩いたりする場面もあった。また9月に入り、友だちの姿によく目を向けており、“どうして泣いているのか”“何を困っているか”に気付き、自分なりに解決してあげようとしたり、保育者に知らせに来たりする姿も見られている。

環境

園庭では花や葉っぱに触れたり、虫を捕まえたりして自然物との関わりを楽しんでいた。プランターの土をスコップで掬い、深い皿に入れると「カレー出来ましたよ!」と見立て遊びを行う姿も見られた。保育者も一緒に触ったり、遊びに加わったりして自然物を発見した嬉しさや遊びの楽しさを共有していった。

言葉

自分が使っている玩具を友だちが使いたいようで、「かして」と声を掛けられると、「いいよ」「あとでね」などと思いを伝えられる姿が見られた。また友だちに貸してもらえると「ありがとう」と自分の気持ちを言葉で伝える子もいた。「あとでね」という言葉でトラブルになることもあるので、様子を見て支援していった。「~って言えたね」と十分に認め、相手に思いを伝えられた嬉しさに共感していった。

表現

ダンスや体を動かすことが好きで、「○○(ダンス)しよう」とリクエストし、繰り返しダンスを楽しんでいた。運動会では、保護者の方に見てもらうことを楽しみにしており、さらにバトンを持って踊ることで、張り切り、笑顔で踊る姿があった。一人一人の姿を十分に認め、保護者にも園での姿を伝え、喜びを共有することで、自信に繋げていった。今後も自信に繋がるようにしていきたい。

食育

戸外遊びの機会が増えたり、運動会でたっぷりと体を動かしたりするため、以前よりも食欲旺盛になり、おかわりも進んでいる。体を動かした後は、いつもよりさらに意欲的で、普段野菜や汁を残す子が、はりきって食べる姿もあった。一人一人の姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有し、自信につなげていった。…

3歳ぱんだ組2024年度8月のまとめ

健康

お盆以降も暑い日が続き、水遊びをたっぷり楽しんだ。衣服の脱着や脱いだ衣服をたたむことなど、自ら進んで行っていた。中には、後ろ前になったり、一人でできず困っていたりする子もいたので、自分でやろうとする気持ちを受け止めながら援助していった。また、喉の渇きに気付き、自分でコップに注いでお茶を飲むようになった。水分が摂れていない子には、活動の間などに声をかけて水分補給を促し、エアコンの温度を調節しながら、快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だち同士の関わりも深くなり、ごっこ遊びなどを楽しんでいる。その中で、玩具の取り合いになったり「○○ちゃんが、いじわるした」とトラブルになったりすることもあったので、話をよく聞き、それぞれの主張や気持ちを伝え合いながら、相手の思いにも気付いていけるように関わっていった。

環境

水遊びの際には、子どもたちが、水、砂、泥水に触れ、夏の遊びを十分に楽しめるように水遊び用の玩具以外にも、ペットボトルなど身近にある資材を利用したり、絵の具やしゃぼん液を用意したりし、色水遊び、フィンガーぺインティングなど、より楽しい遊びになるようにしていった。また、顔に水がかかるのが嫌な子もいたので、少人数での遊びの中で水に親しんでいった。

言葉

自分が体験したことや、自分の思いを言葉で伝えながら、友だちと好きな遊びを楽しんでいた。塗り絵や折り紙を楽しんでいると、「○○ちゃんと同じ塗り絵がいい」「私も○○を作って」と自分の思いをはっきりと保育者に伝えていた。お盆休み中の出来事をみんなの前で話す機会を作ると、少し恥ずかしそうにしながらも発言していた。みんなの前で話す経験を引き続き作り、話す、伝わる楽しさを感じ、自信に繋げていきたい。

表現

「踊りたい。音楽かけて」とリクエストし、友だちと楽しそうに踊る姿が多くなった。歌いながら元気に体を動かし楽しんでいるので、褒めたり励ましたりしながら保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。
製作活動での表現の仕方も多いため、今後も活動の中で色々な素材を使って製作遊びを楽しんでいきたい。

食育

「ぞう組さんが作った野菜だよ」と声をかけると嬉しそうに食べたり、苦手な子も一口でも食べようとしたりする姿があった。「ぴかぴかだよ」と食べ終わった皿を見せたり、おかわりをしたりする姿もあり、食への意欲、感心が高まってきている。…

3歳ぱんだ組2024年度7月のまとめ

健康

水着に着替える時や、身体測定で服を脱いだ際に、自ら服を丁寧に畳もうとする姿が多くあった。また、上手く畳めなくても、脱ぎっぱなしで放置するのではなく、「先生手伝って」「これどうしたらいいの?」と保育者に尋ねる姿も見られたため、やり方を丁寧に伝えたり、一緒に畳んだりして、できたという達成感が味わえるように関わっていった。外気温が高く、水遊びが思い通りに出来ない日の方が多くあったため、室内でも楽しめる感触遊びを今後も取り入れ、子どもたちがこの時期ならではの遊びを楽しめるように保育を計画していきたい。

人間関係

室内で巧技台を出したり、トイレに行くときに並んだりする中で、順番を守ろうとする子が増えた。中には割り込みをしてしまう子もいたが、子どもたち同士で「順番だよ」「後ろに並ぶんだよ」と声を掛け合いやりとりしている姿もある。保育者も子どもたちの様子を見守り、必要に応じて仲立ちしたり、声をかけたりして、順番が守れるように関わっていった。

環境

子どもたちと植えた向日葵が少しずつ大きくなり、7月末には花が咲いた。日々の中で子どもたちと生長する過程を共有し合い、戸外に出られた際は、水やりをして大きくなることを楽しみにしていたため、花が咲いたときはどの子も嬉しそうにしていた。今後は向日葵が枯れて、種を集めることを楽しみに、引き続き生長過程を子どもたちと一緒に見守っていきたい。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思いと違うことがあると、言葉ではなく友だちを叩いたり「あー!」と大声を出したりして思いを表現する子が多い。その都度保育者が仲立ちとなり、嫌だったことや、どうしてほしいのか自分なりの言葉で伝えられるように促している。引き続き子どもたちのやりとりを見守り、自分の思いを言葉で相手に伝えられるよう関わっていきたい。

表現

絵の具や糊、お花紙、画用紙など様々な素材を使って製作をしたり、クレヨンを使って自画像や向日葵などの絵を描いたりして表現活動を楽しんだ。どの子も意欲的に活動に参加し、楽しむことができた。絵の具では、筆も使ったが、上手に使えていたので、今後も様々な素材や道具を使って楽しんでいきたい。

食育

野菜スタンプができずに終わってしまったので、給食室や年長児と連携をとりながら来月は楽しめるように保育を計画したい。
給食の時間、年長児が収穫した野菜が入っていることを伝えると、普段は野菜が苦手で残してしまう子も、少しずつ食べてみようとする姿が見られている。その姿をしっかりと褒め、子どもたちの自信へと繋がるように引き続き関わっていきたい。…