0歳りす組2021年度12月のまとめ

健康

気温も低くなり、鼻水や熱が出る子がいた。気温差に応じて衣服の調整をしたり、こまめに検温をしたりするなどして子どもたちの体調を把握し、看護師や家庭と連携を図りながら対応していった。また、鼻水が出た時には保育者がティッシュを渡すと自分なりに拭こうとする姿が見られた。「きれいになったね」ときれいになった心地よさが感じられるように声掛けをしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増える中で、玩具の取り合いから叩いたり押したりする姿があった。子ども同士の関わりを大切にしながら、トラブルになりそうな時には同じ玩具を用意したり、「貸してほしかったんだね」「○○ちゃんが使ってるね」と気持ちを代弁したりしながら保育者が仲立ちとなり、安心してやりとりができるよう見守っていった。

環境

雪が積もったので保育室内に雪を持って入って雪遊びを楽しんだ。雪に興味を示し、指先で触れてみたり、雪玉を投げてみたりして遊ぶ姿が見られた。保育者も遊びに加わり、子どもたちと雪の感触を楽しんでいった。滑って転ばないようにこまめに床を拭いたり、体が冷えないように室温に配慮した。また、冬にちなんだ歌や手遊びを取り入れながら、冬の季節を感じられるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は友だちの名前を呼んだり、「いこ」「やだ」と一語文で気持ちを伝えようとしたりする子が増えてきた。また、発語が出ていない子でも指さしや喃語で気持ちを表現する姿があった。月齢の小さい子も保育者が名前を呼ぶと微笑んだり、喃語で応えたりする姿が多くなった。伝えたい思いを汲み取り、「○○だったね」「楽しいね」と簡単な言葉で代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心がけていった。

表現

雪だるまの形の画用紙にクレヨンでお絵かきをしたり、リースの形に切った段ボールにお花紙を貼ったりして冬にちなんだ製作を楽しめるようにしていった。自分の好きな色のクレヨンを手に持つと「かきかき」と言いながら手を左右に動かしてなぐり描きをし、完成すると保育者に見せてできた喜びを表現する姿があった。保育者も拍手をしたり、「上手に描けたね」と声をかけ、表現する楽しさを味わえるように関わっていった。

食育

完了食の子は自分で食べたいという気持ちから、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。しかし、中には食べ物を口に詰めすぎてしまう子もいたので、側で見守りながら「もぐもぐしようね」と声をかけて咀嚼を促していった。月齢の小さい子も家庭と連携を図りながら、ミルクの量や間隔等を調整し、一人一人に合ったペースでミルクが飲めるようにすすめていった。

育児あれこれ