2歳こぐま組2020年度4月の保育日誌

こぐま組(2歳児)4月3日(金)荒金ま

小園庭で戸外遊びを楽しんだ。進級して初めての戸外遊びで、子どもたちが伸び伸びと遊ぶ姿が見られた。カエルやクモなどの生き物を見つけ、喜ぶ子どもたちの思いに共感しながら、観察を楽しめるよう言葉を添えていった。タイヤに水が溜まっていることに気づくと、友だちと一緒に囲んでスコップで水を出したり、水を使ってままごとをしたりと、子ども同士の自然な関りが増えていることをうれしく思った。また、一人で型抜きできる子が増えていたので「上手にできたね」「おいしそうだね」などと声をかけ、より作る楽しさを味わえるように関わっていった。

こぐま組(2歳児)4月14日(火)船越

登園児から「せんせー、今日雨降ってないよ!」と嬉しそうに話す姿が見られ、散歩を心待ちにする様子がうかがえた。また、「今日もおばけトンネル行きたい」と行き先をリクエストする子もいた。「おばけトンネル行こうね」「働く車もいるかなぁ?」と子どもたちの期待が広がるよう、言葉を重ねていった。2つのグループに分かれて散歩を楽しんだ。子どもの目線での発見があり「あそこにハートがある(表札)」「ここに顔があったよ(鬼瓦)」など、たくさんのかわいい声があがっていた。子どもの目線に合わせながら「本当だね」「よく見つけたね」と言葉を返し、一緒に発見を楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)4月20日(月)荒金ま

前半は保育室で、型はめ積み木やお絵描きをして遊んだ。積み木を積み上げて高くしていくと友だちと一緒に喜ぶ姿や上手く型にはめることができ「先生、できたよ」と満足そうに伝える姿が見られた。お絵描きでは、顔を描いたり、丸を描いたりする子が増えて、遊ぶ時間が長くなっていることに成長を感じ嬉しく思った。「これ、お母さんに見せてあげる!」と描いた絵を大切にたたむ子の姿を認め、「上手に描けたから、持って帰って見せてあげようね」などの声かけをしながら関わっていった。ホールでは、ボールプールを用意し全身を使って遊べるように工夫していった。今日は子どもの人数が少なかったので、1対1の関りを大切にゆったりとした雰囲気の中で保育していった。

こぐま組(2歳児)4月21日(火)荒金ま

ホールで体を思いきり動かして遊んだ。三角マットの滑り台を用意すると、座って滑るだけでなく、ペンギンのように横になって滑るこや滑り台の一番上にまたがってバスごっこをする子もいた。「ペンギンさん早いねー」「バス、しゅっぱーつ!」など、声をかけたり歌をうたったりしながら、子どもたちの楽しむ声に寄り添い関わっていった。カラー積み木では、長方形の積み木を壁にして部屋に見立てて遊んでいた。最初に入っていた子は後から来た子にも優しく「入っていいよ」と伝えたり、友だちがたくさん入れるように積み木を増やして広くしたりしていた。子ども同士の関りが日々増えていることに喜びを感じた。

こぐま組(2歳児)4月22日(水)船越

鼻水や咳が出る子が多かったため、保育室でゆったりと遊んだ。いつもの玩具に加え、テーブルのほうでは、絵具を使って遊んだ。こいのぼりの形に切った画用紙に、指先に付け、色を付けることを楽しんだ。絵の具を手に付けると「わぁ、気持ちいい!」「おもしろーい」と感覚を楽しむ姿があった。指先にだけ絵の具を付け“ちょんちょん”と色を付ける子、手の平全体に絵の具を付け、ダイナミックに色を付ける子など、それぞれの遊び方を楽しんでいた。保育者も一緒に側であそびを楽しみ、感触、表現することの楽しさを伝えていった。

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