2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2016年度7月のまとめ

食事

暑さから水分をたくさん摂り、食欲が落ちる子がいた。一人ひとりの体調や状態に合わせ、無理なく食事ができるようにしていった。時々、小さい食材を手づかみで食べる子がいた。皿に手を添えたり、皿を持って食べたりする方法を知らせ、難しいところは保育者が手を添えていった。苦手な食材を少しでも食べてみようという姿が見られるようになってきたので、その姿を十分に認め、食べる事の楽しさが感じられるような言葉掛けを心がけた。

排泄

自分の間隔で排泄に行けるように見守り必要に応じて声をかけていった。中には、尿意が分かり、「出た」と保育者に伝える子がいた。一人ひとりの出来るようになったことを十分に認め次の意欲につながるよう丁寧に関わっていった。

健康

気温の高い日が続いたので、戸外での活動は体調を考慮しながら時間配分していった。また、活動の合間や水遊びの後には水分補給を取り入れて子どもたちの体調を見守っていった。水遊び前の着脱は、声をかけると自分でしてみようとする子もいた。難しいところは手伝いながら、できた喜びを感じられるように関わった。

睡眠

室温、湿度などに配慮し快適に眠れるようにしていった。水遊びで十分に体を動かし早く眠くなる子や、体力が付いてきたのか中々寝付けない子がいた。一人ひとりのリズムに合わせ安心して睡眠ができるような環境を整えていった。

身体発達

水遊びでは、ビッグバスに入ると、座って足を交互に動かしたり、腹這いになったりと体勢を変えながら楽しんでいた。水鉄砲やペットボトルに水を入れることに興味を持ち、保育者のやり方を見て、真似してやってみようとする姿が見られた。まだ一人では難しい様子がみられたので、方法を丁寧に伝えながら、保育者と一緒に楽しめるようにしていった。

情緒

友だちの遊びに興味を持ち、遊んでいる途中に玩具を取り上げる子がいた。気持ちを汲み、お互いが安心して遊べるように環境を整えていった。中には、伝えたい気持ちを言葉でなく体で表現する子もいるので、保育者が間に入って仲立ちとなり言葉を代弁していった。

言葉

聞いたことのある歌を口ずさむ子がいた。一緒に歌い、楽しい気持ちに共感しながら見守り、その姿を認めていった。また、保育者を誘い、ごっこあそびをする姿が増えた。「○○作ります」と場面をイメージしながらごっこあそびを楽しむ様子を側で見守り、あそびが持続して楽しめるように関わっていった。…

2歳こぐま組2016年度6月のまとめ

食事

蒸し暑い日が続き、食欲が落ちる子がいた。体調を考慮し、食べられる量を把握しながら無理なく食事を進めていった。中には、好きな食材は喜んで食べるものの、嫌いな食材は残ることが多い子もいた。友達の様子を伝えたり、「○○ちゃんの食べるところ見ててね。」と、意欲的に食事ができるような声かけを工夫したりした。

排泄

遊びに夢中になり、排泄を嫌がる子がいた。清潔に過ごせる心地よさが感じられるような声掛けを繰り返していくと、自分からトイレに向かおうとする姿も見られるようになった。中には、タイミングが合うと便器に座って排尿できる子がいた。一人ひとりの排尿感覚を把握できるよう心がけ、できたことはしっかりと言葉で認め意欲や自信につながるように関わっていった。

健康

戸外あそびの後や食事の前は、手洗いができるよう促していった。繰り返し促していくと、自発的に水道に向かう子も見られるようになった。清潔に過ごす心地よさが感じられるよう引きつづき見守ったり難しいところはさりげなく援助したりしながら関わった。また、こまめに水分補給を促し、体調を見守っていった。

睡眠

布団に入ると一人で眠る子もあるが、体力が付いてきて日によってはなかなか寝付けない子もいた。安心して休息でき、快適な室温のなか眠れるように環境を整えていった。

身体発達

園庭に出ると、可動遊具を自分で移動させ、体を動かして遊ぶ姿があった。お風呂マットの上でハイハイをしたり、両足ジャンプをしたりと、一人ひとり身体発達においての成長が感じられた。室内遊びでは、ブロックを組み合わせることができるようになり、遊びの幅が広がってきているのを感じた。

情緒

友だちと同じあそびを共有し、お互いに模倣しながら遊ぶ姿が多く見られた。思いの違いからトラブルになることもあり、うまく気持ちを言葉で伝えられず、体で表現する子もいた。保育者がその都度仲立ちとなりながら、安心してあそべるよう関わっていった。

言葉

聞いたことのある歌を保育者と一緒に口ずさんだり、簡単な手遊びを楽しんだりした。中には、「もう一回したい」と言う子もいたので、繰り返し歌い、楽しい気持ちに共感しながら意欲につながるように関わっていった。…

2歳こぐま組2016年度5月のまとめ

食事

1歳児の子が食事をしているのを見て、「お腹すいた」と食事に対して意欲的な子が多くいた。給食やおやつを食べる際には、苦手な食べものがあり、「いらない」「嫌」と言う子もいた。量を調節したり食材に興味が持てるような声かけを繰り返したりしていった。また、友だちのおいしそうに食べている様子を伝えると、少し食べてみようとする姿が見られた。少しでも食べられた喜びが感じられるよう声をかけていった。

排泄

4月にはトイレに誘うと、スムーズにトイレに向かっていたが、最近では、遊びに夢中のときには、「嫌だ」と言う子も見られるようになった。見通しをもった声かけをし、トイレに迎えるように促していった。排尿や排便があったときには、「おしっこ」と言って知らせてくれる子もいた。「出たね、綺麗にしようね」と受け止め、次につながるような言葉かけを心掛けた。

健康

鼻水が出る子は次第に少なくなったが、日中気温が高く、汗をたくさんかく子がいた。水分補給を促したり、着替えたりして健康に留意していった。食事のあと、保育者が衣類の汚れを伝えると、汚れに気が付き、ロッカーに向かう子がいた。側に付き、着替えへの流れを伝えたり着替えを促したりしながら自分でできる喜びが感じられるようにしていった。

睡眠

保育者がそばにつき背中をやさしくさすると安心して眠る姿が多く見られた。中には保育者がいなくても一人で寝られる子もいた。時には、子守唄やオルゴールを流し、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

体を動かすことを喜び、走ったりジャンプしたり、前転をしたりして遊ぶ姿があった。また、指先を使った遊びを好み、絵を描いたり絵の具遊びをしたりと楽しんだ。戸外では、一人ひとりが十分に体を使って遊べるよう保育者が関わったり、玩具を用意したりと環境を整えていった。

情緒

友達が泣いていると、「どこが痛いの?」と声をかけ、心配したり、友だちが靴や紙パンツを履こうとしていると手伝って履かせてあげようとしたりする子がいた。優しい気持ちに共感しその姿を認めていった。

言葉

保育者が童謡を口ずさむと、一緒に歌う子がいた。絵本や手遊びを通して、歌遊びにつなげていった。保育者が質問したことに対して、模倣することが多かったが、最近では「○○する?」という問いかけに「しない」と自分の思いが伝えられ、言葉を少しずつ理解している様子である。子ども同士でも、「これは貸したくない」と思いを伝える場面もある。言葉で伝えられる姿を認めつつ、仲立ちとなっていくようにした。…

2歳こぐま組2016年度4月のまとめ

食事

自分でスプーンを持って食べようとする子が多く、自分で食べようとする意欲を認めてくようにした。中には、食事中に遊ぶ子もいたので、一人ひとりの好みや食べられる量を把握できるよう心掛けた。量を調節すると、少し食べてみようかなと口にする子もいた。引き続き、食べてみようかなと思えるような声掛けで見守っていきたい。

排泄

トイレに興味を持つ子が多く、自分から便座に座っていた。最初は興味なかった子も、友だちを見て、トイレに向かっていた。中には、誘って便座に座るとタイミングよく排尿できる子もいた。 出たときは、“よかったね”と言葉で共感していった。自分からトイレに向かおうとする姿をしっかりと認め、自信につながるようよう関わっていった。

健康

おやつ後、給食後には、おしぼりを使って手や顔を自分で拭けるよう促していった。中には、顔をふくことを嫌がる子がいたので、保育者が必要に応じて手を添えながら自分で出来た喜びを味わえるよう援助していった。また、鼻水の出る子が多く、細めに拭くようにしていった。食事前や、戸外遊び後に、手洗いが出来るよう促していくと、自分で服の袖をまくろうとする子がいた。出来ないところは手を添えていきながら、自分で出来た喜びが感じられるよう援助した。

睡眠

保育者が側につき、一対一での関わりを持つと、安心して入眠できるようになっていった。給食を食べ終わると、自分で布団に入る子も見られるようになり、優しく体をさすったり歌を歌ったりしながら安心して眠られるよう関わった。

身体発達

体を動かすことを好む子が多く、室内でも体を使った遊びを楽しめるよう配慮していった。リズム遊びを通して、両足ジャンプや片足ジャンプを遊びに取り入れ楽しめるようにしていった。また、ブロックやシール貼りや絵を描くことに興味を持つ子が多かったので、指先を使って楽しめる遊びも工夫していった。

情緒

少しずつ友だちと関わりながら同じ遊びを共有する姿が見られるようになっていった。その中で、思いがうまく伝わらずトラブルになることもあった。保育者が仲立ちとなって友だちと関わる楽しさを味わえるように配慮していった。登園時、涙が出る子がいたがしばらくすると落着き、玩具であそぶ姿も見られたので、その子のリズムに合わせて対応していった。

言葉

保育者の言葉を模倣し、会話のやり取りをする子がいた。一人ひとりの言葉にしっかりと耳を傾け、言葉のやりとりを楽しめるようにしていった。また、歌遊びや、手遊びに興味を持つ子がいたので、繰り返し楽しんだり、遊びながら歌を口ずさんだりして、身振り手振りや歌う楽しさが味わえるよう関わっていった。…