健やかに伸び伸びと育つ
長期休暇明けも大きく体調を崩すことなく、情緒面も穏やかに登園していた。歩行が安定したり、寝返りを頻繁に行ったりしながら自身の求めている方向に意思を持って動いていた。自由に体を動かせるようになってきている喜びを味わえるからか、屋内外問わず広い空間での活動はとても喜んでいた。
身近な人と気持ちが通じ合う
日々触れ合うクラス内の児に親しみをもつようになり、一緒に遊びを共有したいようで相手をじっくりと観察しながら動作を真似ている姿が増えていた。保育士が笑いかけると笑い返す姿もあり、親しみが芽生えている様子も窺える。高月齢児は“もう一回”という要求を人差し指で表現できるようになり、コミュニケーションとして楽しむ姿が見られていた。
身近なものと関わり感性が育つ
感触に関心が高く、食事時には自身の皿の中身を、戸外では草花によく手を伸ばしていた。硬さのある物よりは柔らかな物を好んでいるようで、気に入ると何度も同じ行動を試している。変わらず動くものへの関心が高く、しゃぼん玉や蝶、鳥などをよく目で追っていた。
歌やリズムを好んでいて、<いとまき>の手遊びでは保育士を真似て腕をまわしたり、歌に合わせて身体を揺らしたりして楽しんでいた。