4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2024年度3月のまとめ

健康

進級が見えてきて、“自分のことは自分で”と意識するような姿が増えてきた。生活の中のルールやみんなでするあそびのルールなどを意識して、子ども同士で声を掛け合っている。また、年長児の真似をしようとする様子も増え、掃除の前の椅子上げ、出ているおもちゃの片付けなどを手伝うようになってきた。

人間関係

年長児と過ごせる日数が少なくなっていくにつれ、年長児のあそびを真似するようになった。また、進級してくる2歳児の世話をしようとしたりするようになった。友達関係においては、ないしょ話や仲間に入れるか入れないかなどの小競り合いが多いが、自分たちで解決を試みる姿が増えている。それに伴い、気持ちに折り合いをつけようとする様子も増えているので、様子をみている。

環境

公園に出かけると、その日の天気や空気を感じて話題にする様子がみられた。3月だったが、気候が不安定で雪が降ったり暑かったりして、衣服の調節が難しかった。散歩に出かけるときは子ども自身に上着を着るか任せていたが、出かける前に大人が確認して、その日の気候に合った服で出かけられるようにした。

言葉

友達とのやりとりの中で、相手に対して「どうしたいの?」「どうする?」など問いかける様子が増え、子ども同士で相談しあう場面が増えてきた。まだ、言葉が足りない部分や伝え方が強くなってしまうことがあるので、様子をみて大人が言葉を添えるようにした。しりとりやマジカルバナナなどをすると、身近なものでも知らない単語が多いことに気づいた。生活の中で「これなんだ?」「これは○○っていうよ」など物の名前に意識が向くような声かけをしたり、大人が先回りして言わないようにしたりして、語彙が増えるような関りを増やした。

 

表現

先月のオペレッタを通してあそびの中でも細かい設定を作り、役になりきるような姿が増えた。友達とあそびのイメージを共有して、想像したものを話し合うような場面もみられるようになった。空き箱工作では、ハサミ、のり、テープなどを使って自由に工作を楽しんでいる。まだ、箱そのものを切り刻んだり、箱同士をくっつけたりということが多いが、少しずつイメージを形にしようと工夫するようすが見られるようになってきている。…

4歳きりん組2024年度2月のまとめ

健康

先月末から下痢症状の子が何人かいて、登園している子どもの中にも腹痛や違和感を訴える子がいた。季節の変わり目なので、感染症予防について再度知らせ、手洗いうがいを丁寧におこなうように促した。
鼻をかめない子が何人かいる。鼻息を使うあそびなどを通して鼻をかむことに繋げようと試している。

人間関係

友達とのやりとりの中で、後からあそびに加わろうとしたときに「だめって言われた」「返事してくれない」などのトラブルが多い。また、ないしょ話も増えているので、“相手がどう感じるのか”というところに気持ちが向くように大人が間に入り、話を聞くようにしている。

環境

冬ならではの事象に気づき話題にしていた。特に吐く息の白さの話は、朝や戸外活動にでかけたときによくしていた。霜柱はなかなか見つけられなかった。
節分の由来として、“1年の中に季節の分かれ目が4つある”“2月3日は冬から春になる変わり目”“節分は季節を分けるという意味がある”ということを伝えた。

言葉

クラスでしりとり、連想ゲームなどをした。まだまだ知らない単語が多く、途切れたりもしたが楽しんでいた。ゲームをする中で、物と名前が一致していないものがあることに気づいた。生活の中で“これ”“あれ”などで通じてしまうことがあるが、きちんと名称を言えるように大人が促していくことが必要だと感じた。

表現

おおきくなぁれの活動でオペレッタと合奏に取り組んだ。オペレッタは初めて挑戦したが、歌うことが好きな子どもたちなので楽しく取り組んでいた。たくさんの人の前で演じるという経験では、緊張した様子や体が動かなくなるという様子がみられた。よい経験になったと思う。
合奏では、周りの人が出す音に耳を傾けて、友達と合わせて音を鳴らすということを経験した。
始めは自分のペースでどんどん音を出していたが、“音をそろえる”“ピアノの音を聞く”ということに気持ちが向くようになると、合奏にまとまりが出て、子どもたち自身も楽しく取り組む様子がみられるようになった…

4歳きりん組2024年度1月のまとめ

健康

月の後半から下痢症状の子が増え、クラスに広がってしまった。ちょうど、給食の配膳を始めたタイミングと重なってしまったので、一旦大人が配膳することにし、子どもたちには手洗いとうがいを丁寧にするように伝えた
寒い日でも天気が良い日はできるだけ戸外にでかけ、体を動かすように心がけた

人間関係

あそびの中で、少人数のグループでごっこあそびをする様子が増え、「入れてもらえない」「ダメって言われた」などのトラブルがまた増えてきた
“あそびに途中から入って欲しくない”“入れてもらいたい”という双方の気持ちを聞き取りながら、気持ちに折り合いをつけられるようにしている

環境

年末年始の休みを通して、正月や正月あそびなどの年中行事に興味をもつ様子がみられた
街中の飾りつけや気候の変化などから季節の移ろいを感じられるよう、大人も興味をもって子どもたちに発信するよう心がけている

言葉

まだまだ、主語がなく唐突に始まる話し方が多いので、ひとつひとつ聞きながら「だれが?」「いつのこと?」など、5W1Hを意識して話せるように促している
友達同士のやりとりの中で内緒話をする様子がみられるが、そのことで嫌な思いをしている子がいるため、状況により大人が声をかけるようにしている

表現

オペレッタや合奏を通して、周りの音を聞く、聞きながら演じる、みんなで音を合わせるなどの活動を経験している。自分本位に進めている様子から始まったが、少しずつ周りを意識するようになってきている…

4歳きりん組2024年度12月のまとめ

健康

咳、鼻水の症状がある子はいたものの、大きく体調を崩すことなく過ごせた
鼻がかめない子がいるので、鼻をすすらずに鼻息を出す練習と、こまめに鼻を拭うように伝えた
寒い日も戸外に出かけ、体を動かしてあそべるよう、天気のよい日は散歩に出かけるよう心掛けた

人間関係

友達同士の関係性が深まり、小さなけんかは自分たちで解決しようとする様子が見られるようになった。やりとりが長引いたり、こじれたりしたときには大人が間に入るようにしながら、できるだけ見守るようにしている
小さい子への興味がでてきて、世話をしようとしたり、話しかけたりするようになった

環境

おもちゃを出し過ぎる傾向にあり、大人が早めに声をかけて片付けを促すようにしている
自分たちできれいに整えようとする姿が少しずつみられるようになり、「きれいに出来た」と大人に伝える姿があるので、その姿を認め、“部屋を整えると気持ちよく過ごせる”ということに気づけるようにしていく

言葉

主語がなく話し始めることが多いので、「だれが?」や「いつ?」などの問いかけをするようにし、子ども自身が意識して話せるように促している
自分の思いやまわりの状況を伝えようとする姿を大事にしつつ、順序だてて話せるようになるような関わりを心掛けた

表現

楽器に触れ、音を出すことの面白さや友達と音を合わせることの楽しさを経験できた
ぞうぐみと一緒にクリスマスの歌も覚え、それも楽しむことができた
工作をしたいという気持ちが芽生え始めているようなので、子どもたちと一緒にどのように工作に取りくんでいくか考え、生活の中で自由にできるように環境を整えたい…

4歳きりん組2024年度11月のまとめ

健康

過ごしやすい気候の日は、散歩に出かけて戸外での活動をたくさんすることができた。鉄棒、なわとび、リレーごっこなど、自分のやりたい活動に取りくんでいる

衣服の調節が難しかったが体感はひとりひとり違うので、子ども自身が衣服の調節をする様子を見て、「寒くない?」「暑くない?」と声をかけてちょうどいい服装になるよう調節を促すようにした

人間関係

友達と一緒に中当てドッジボール、フルーツバスケットなどの集団あそびをする機会を設け、「みんなで取り組む」「ルールのあるあそびを楽しむ」「ルールを守ってあそぶ」などを経験した

いろいろな友達と関わってあそぶ様子がみられた。クラスの垣根を超えて関わる様子もあった

環境

戸外に出ると空気が涼しく感じること、木々の葉の色の変化、虫の変化などに気づいている

また勤労感謝の日の話をする中で、身の回りに様々な仕事があることを知り、興味や関心が向くようにした

言葉

クラス全体に話をするときに、話をなんとなくしか聞いておらず、後から個別に伝えるということが多いため、①人が前に立ったらその人の方を向く(話をする人を見る)、②話の途中で口を挟まない、などを伝えるようにしている

みんなに伝えていることは個別に名前をいわれなくても自分のこととして受けとめられるよう、生活の中でくり返し伝えるようにしている

表現

ぬりえやお絵描きで自分がイメージしたものをこまかく描きこむ様子がみられる

色彩感覚なども身についてきた様子がある

あつまりのときなどに歌に合わせて手拍子をしたり、簡単な振りつけをしたりする姿がみられた…

4歳きりん組2024年度10月のまとめ

健康

10月でも暑い日が多く、月を通して半袖で過ごせた。少し涼しい日があると、裏起毛のトレーナーや厚手の長袖を着る子がいたので、その日にあった服にするよう伝え、調節するよう促した感染症が流行し始める時期なので、丁寧に手洗いうがいをするよう声をかけるようにした。

人間関係

あそぶ会に向けての活動の中で友達と一緒にリレーやダンスに取りくみ、「共に頑張る」ということを経験できた。大人や友達との関わりの中で自分の思うようにいかないことがあることを知り、気持ちに折り合いをつけようとする姿がみられた。

環境

季節の変わり目で、気温の変化や空気の変化を感じていた。「今日は夏っぽい」「秋みたいな感じ」など、季節について話題にする様子もみられた。戸外活動を通して、公園や町中の草花や生き物の様子を観察し、その変化に気づく様子もみられた

言葉

大人や友達とやりとりする中で、自分の考えや思いを口にし、相手に伝えようとしていた。相手にも思いがあるため、やりとりがうまくいかないことが多々あるので、子ども同士での解決が難しそうなときには大人が間に入ってやりとりを整えるようにした。活動の中でしりとりをしたが、一人ひとりの語彙の差が見られた。生活の中で「これ」「あれ」など指示詞で話す姿が見られるので、「これの名前はなに?」など問いかけ、物の名前に興味をもてるようにする。

表現

あそぶ会の活動を通して、ダンスに取りくんだ。友達と一緒に踊ること、音に合わせて隊形移動することなどを経験した。ダンス自体は好きで、年長児のダンスも一緒に踊る様子がみられた。あそぶ会の装飾で国旗作りをした。その時に、「これはなんていう国の旗かな」と興味を持つ様子がみられた。国旗のぬりえは自由に塗る子、元の国旗の色を調べながら塗る子など、様々な姿がみられた。

4歳きりん組2024年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目で鼻水や咳などの症状がみられるようになった。手洗いうがいを再度意識して行うよう声をかけるようにした。                                   少しずつ涼しくなってきたが日中はまだ暑い日もあるので、その日にあった衣服かどうかをみて、調節するように子どもと一緒に考えるようにしている。

人間関係

友だち同士のやりとりが活発になってきたが、小競り合いは相変わらず続いている。        子ども同士で解決しようとする姿も増えてきたので、大人は声をかけられるまで様子をみるようにしている。ホールに出たときなどに0歳児や1歳児クラスの子を気にして関わろうとするようになった。

環境

夏から継続して幼児3クラスで過ごしているが、部屋の移動などがわかってきた様子がみられる。  室内あそびの際、おもちゃを出したまま次のあそびに移行していく子が多いため、大人も一緒に片づけるなどしながら、1つ終わらせたら次を始めるということを伝えるようにしている。

言葉

報告、連絡などが上手になってきたが、主語がなく急に話し始める様子があるので、大人から「誰が?」「いつ?」などを問いかけて順序だてて話せるような働きかけをするようにしている友だちとあそぶ中で、わざと相手が怒るような言い方をしたり、からかったりする様子がみられるため、自分が言われたらどんな気持ちかということをふり返れるような言葉をかけるようにしている。

表現

あそぶ会の活動の中で体操やダンスに取りくんできた。体を動かしたり、踊ったりすることが好きなので大人も一緒に楽しみながら取りくむようにしている恥ずかしいという気持ちの芽生えも見られるので、あまりその部分には触れず、無理なく活動に参加できるようにしている。…

4歳きりん組2024年度8月のまとめ

健康

ずっと室内で過ごしていたが、ホールであそんだ後など、汗をかいたときには「シャワーを浴びたい」と言ったり「着替えたい」と言ったりする姿が見られ、自分の体を清潔に保とうとする様子がみられた。
園で便が出るタイミングで便の始末に挑戦する様子もみられた。

人間関係

合同保育で過ごすことが多く、他クラスと一緒に過ごすことが当たり前になったこともあり、クラスの垣根を越えて友達と関わる様子がみられた。友達とイメージを共有してあそぶ姿も増えている。

環境

合同保育で過ごしていたため、部屋のレイアウトを少し変更したり、活動により過ごす場所が変わったりしたが、大きな混乱なくその場その場に合わせて生活できていた。
また、大人の変動もあったが、日頃からいろいろな大人と関わりをもつようにしているため、混乱なく過ごせていた。

言葉

大人とやりとりする中で自分の思いを伝えようとするが、主語がなく、順序だてて話すことがまだ難しい。「いつ?」「だれが?」など大人が問いかけながらやりとりするよう心がけた。
友達同士のやりとりの中ではまだ端的に思いを口にすることが多く、トラブルになっている。少しずつ自分たちで仲直りしようとする姿も見られるため、大人は様子をみながら間に入るようにしている。

表現

ホールの活動の中で、いろいろな体操やダンスに触れてきた。体操やダンスをすることが好きで、新しい曲でも大人の真似をして体を動かしている。
感触あそびでは様々な感触を体験した。「あたたかい」「つめたい」「かたい」「やわらかい」「さらさら」「ぬるぬる」などその時々で感じた感触を楽しんでいた。
その後の生活の中でも、感触に気づき、感想を口にする姿がみられるようになったため、感触あそびが子どもたちにとって良い経験になったと感じる。…

4歳きりん組2024年度7月のまとめ

健康

熱発や咳などの症状がある子がいたが、少しずつおちついてきた。保健指導や避難訓練の一環で、熱中症や台風について学ぶ機会があった。興味をもって聞いていた子は、その後も子ども同士や大人と話す際に話題にしている。シャワーは喜んでおり、月の後半からは自分で顔を洗うよう促すとほとんどの子が顔を洗えていた。

人間関係

小さなケンカなどはたくさん起こるものの、自分たちで解決できる場面もでてきた。まだ、大人の手が必要なことが多いので、一緒に話をしながら、子どもたち自身が理解し、納得して解決できるよう関わるようにしている。大人を求める様子がある子がいるが、子ども同士のやりとりが活発になるよう、大人は介入しすぎず、見守るときと間にはいるとき、一緒にあそぶときのメリハリをつけて関わるよう心掛けている。

環境

棚の配置を少し変えたり、大人によってやり方が違ったりなど細かい変化はあるものの、子どもたちは臨機応変に対応できている戸外が暑く、室内を適温にして過ごしているが、シャワーの後などはエアコンを弱めるなど、その時々で調節するようにしている。

言葉

まだまだ端的な伝え方をする姿が多く、悪気なく相手を傷つけてしまうという様子がみられている。伝え方のバリエーションや言い回しなどは難しいが、大人たちが根気よく伝えることで少しずつ身につくよう関わるようにしている。しりとり、詩の本などを少人数で楽しむ姿がみられる。詩の本は大人が読んだ歌いまわしを真似して面白がる様子がある。

表現

ホールでのあそびや盆おどりを通して、音楽に合わせて体を動かす活動をしている。恥ずかしいという気持ちがある子が、体を動かせずにいることもあるが、大人も一緒に楽しむことで、自然と楽しめる雰囲気を作っていけたらと思う。制作では、見本を作らずに自由な発想で動物の財布つくりをした。ハサミの使い方は少しずつ上手になってきている。ひき続き、指先をしっかり使った活動を取り入れるよう工夫するようにする。…

4歳きりん組2024年度6月のまとめ

健康

寒暖差がある気候のためか、体調を崩す子が多かった。手洗い、うがいは、保健指導後から継続して、丁寧に行なう様子がみられている。暑くなり、戸外活動やホールあそびの後に汗をかいたことの不快感を訴える様子がみられた。生活の中で汗をかいたら着替えることや汗を拭うことを知らせるようにした

人間関係

友達同士のやりとりが増え、イメージを共有しながらごっこあそびや粘土、ブロックなどを楽しむ姿がみられる。やりとりの中で、思いがぶつかることが多々あるため、大人が間に入り、話を聞くようにしている。

環境

暑い日が増え、ホールであそぶことが増えているので、サーキット、鉄棒、ボール、体操など、様々なあそびに触れられるようにした。室内の環境は、机やおもちゃの配置を少し見直して、子どもたちの動きと併せて様子をみている

言葉

細かいニュアンスを伝えることがまだ難しく、「嫌い」「一緒にやりたくない」など直接的な言葉で気持ちを伝えてしまうため、言われた側が傷ついてしまうという様子が多い、大人とやりとりする中で、様々な言い回しがあることを伝えているが、まだ身についてはいない

 

表現

ホールであそぶ際に体操やダンスをすると、楽しんで参加している。初めての物事には慎重な子が多いので、くり返し行うことで自然に参加しようと思える環境を作るようにしている

制作を通して、好きな色を選ぶ、糊やハサミを使うということを行なってきた

自分のイメージを大人と話しながら形にする作業を続けられるようにしている

 

 

 

 

 

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