健やかに伸び伸びと育つ
散歩で公園に行く日も多かった。担任が散歩の準備をはじめると、帽子を指差し被ろうとする姿や、食事準備でエプロンを出すと椅子に座ろうとする姿も見られた。登園時は、泣くことなく担任の方へ手を伸ばすようになり、園生活の流れもわかるようになってきた。
身近な人と気持ちが通じ合う
散歩に行くよと声をかけると、「ないなーい」と玩具を片付けはじめ、近くにいた友だちも片づけをはじめる姿が見られた。手あそびや歌あそびなど覚えてきて、絵本を読みながら真似する姿が見られた。
身近なものとの関わり感性が育つ
玩具の入れ物に入ろうとする姿が多かった。1歳児室にあるタンボールカーを借りると、はじめは驚いている様子だったが、しばらくすると楽しんでいた。高月齢児は1歳児室や2歳児室に遊びに行くと、上手におままごとをし、お皿やコップを持ち食べる真似をしていた。
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健やかに伸び伸びと育つ
少し寒くなり、上着を着て散歩にでることになる。高月齢児は靴を履き、歩いたり走ったりしている。低月齢児はバギーに乗り、周りの景色を見て、犬や亀などを見て笑ったりする姿が見られた。
食事面では、完了食児は自分で食べようとしたり、自分の食べたい順番で食べようと訴えてくるようになる。離乳食児は、「カミカミ、ゴックン」を繰り返して食材に慣れていっている。
身近な人と気持ちが通じ合う
真似することが上手になり、保育者と一緒に話そうとしたり、上手に「どうぞ」「ありがとう」「いただきます」など挨拶のようなことばが出始めてきた。
追いかけっこも好きで、公園では思い切り走ろうとしたり、ホールでははいはいで追いかけっこを楽しんでいて、保育者が追いかけるのを後ろを向いて待っている姿が見られた。低月齢児は、保育者の真似をして後ろから一緒に喜んでついてきていた。
身近なものとの関わり感性が育つ
絵本など見ながら、食べ物が出てくると、つまんで口に入れようとしたり、友だちの口元に運ぶ姿が見られた。手作りの椅子を作ると、本を持ってきて読む姿が見られた。
友だちの近くにいることが多く、好きな遊びを共有しようとする姿が多く見られることが多くなってきた。
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健やかに伸び伸びと育つ
今まではトンネルは通り向けて遊んでいたが、トンネルの中で座り体を揺らしトンネルがゆらゆら揺れるのを楽しみ、遊びたい場所に玩具を運んで遊ぶ姿も見られるようになる。広いスペースで走り、追いかけっこをすると楽しそうにする姿が見られた。
身近な人と気持ちが通じ合う
ひとつの玩具で一緒に遊ぶ姿が見られるようになる。友達が楽しそうなことをしているのを見つけると真似をし一緒に楽しんでいる。好きな絵本を保育者の所まで持ってきて読んでと伝えてくることが多くなる。
身近なものとの関わり感性が育つ
公園での散歩時、高月齢児は探索の中で落ち葉や枝を拾い観察したり、大木を触り感触を確かめたりする。低月齢児は地面を触り砂や小石の感触を楽しむ。お花にも興味があり、指差しをしたり触ろうとする姿がある。
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健やかに伸び伸びと育つ
高月齢児は歩行をするようになり、早くホールに出たいと伝えてくるようになり、思い切り歩行を楽しむ姿が見られる。ウレタンマットの階段や坂道にも挑戦するようになる。また、積み木を崩すことが得意だったが、保育者の真似をし、積み木を積もうとする姿も見られた。
低月齢児は、高月齢児の真似をしようとする事が多かった。絵本をめくったりする姿も多かった。
身近な人と気持ちが通じ合う
友だち同士の関わりが増えてきた。楽しそうなあそびをしている子の周りに集まるようになる。保育者や友だちの真似をするようになり、友だちの顔を見ながら笑い合う姿が多かった。喃語も出てきて、声の出し方などまねっこあそびが増えてきた。
身近なものとの関わり感性が育つ
高月齢児には、ぽっとん落としや、穴の開いた缶から、布を引っ張る手作り玩具を手渡すと、保育者が行う姿を見て、「やってみたい!」と意欲的だった。布を引っ張る缶は、最後にもう一度布を缶に片付ける作業があるが、その片付けも一緒にやってくれようとしていた。
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