健やかに伸び伸びと育つ
家庭での様子を聞きながら、本児のリズムに合わせて無理なく過ごす。入園当初、園での授乳を飲み渋っていたが、家庭と同じようにベビーラックに座って飲む事で飲めるようになってきた。眠くなると激しくぐずっているが、睡眠をしっかりとる事で機嫌よく過ごすため、睡眠時間を優先して過ごした。背中が床に付いたり、保育士が離れたりすると涙し、抱っこを求める。機嫌の良い時は仰向けや寝返りをうって遊ぶ事が出来る。一人でマットの上で遊べる時間が少しずつ増えてきた。
身近な人と気持ちが通じ合う
入園当初は環境や生活リズムの変化、人見知りから涙する事が多かった。睡眠を十分とり、気持ちが落ち着くと側にいる保育士や子ども達をじっと見つめ、目で追う姿が見られるようになる。そばに来る他児を見て手を伸ばす姿も見られるようになった。保育士が本児の訴えに応えたり、あやしたりすると笑顔になる。嫌な時、眠い時は激しく訴え、嬉しい時には笑顔で身体全体を動かして反応する。保育士にも少しずつ慣れてきて、機嫌よく笑顔で遊ぶ姿が増えてきた。
身近なものと関わり感性が育つ
音楽が好きで、好きな音楽が流れると手足をばたつかせ笑顔になる。身を乗り出してスピーカーに近付こうとする。絵本では「だるまさんが」や「いないいないばあ」等を好み、手を伸ばして触ったり、絵本を自分で持ってめくったりする姿も見られる。音のなる歯固めやハチの玩具がお気に入りである。入眠前は激しくぐずるが、メリーをみると落ち着く。機嫌のいい時は床に寝転びながらベビージムで遊ぶ。手足の力が強く、ベビージムの輪を力強く握りしめ、筋力トレーニングのように起き上がろうとする姿も見られる。