健やかに伸び伸びと育つ
家庭や園での様子を聞いたり、見たりしながら、一人一人に合わせて生活リズムを整えた。少しずつ園に慣れてきて、機嫌のよい時間も増えてきている。ミルクをよく飲み、離乳食は初期食から始め、よく口を動かして食べている。睡眠は、敏感に音などに反応して目覚めてしまう児もいるが、保育者のゆったりとした抱っこで再び眠る姿も見られ、少しずつだが眠れる時間が増えてきている。
身近な人と気持ちが通じ合う
入園当初は不安もあり、保育者に抱っこをしてもらって落ち着く姿が見られた。気持ちや訴えに応じてもらったり、保育者にあやされたりすると笑顔になり「あー」「うー」と応答したりしながら、保育者との信頼関係を築けてきている。また、保育者に慣れてきて、機嫌よく遊ぶ姿が少しずつ見られるようになった。
身近なものと関わり感性が育つ
音の出る玩具や目の前にある玩具に、手を伸ばしている。低月児は、まだ手に届かない玩具を自分で取りに行くことは難しいが、目の前の玩具を取ろうと、手足をバタバタさせている。シリコンの歯固めがお気に入りである。高月児は、転がる玩具がお気に入りで、転がっていく玩具を追いかけ、ハイハイで取りに行っている。
天気の良い日は散歩に出かけた。ベビーカーに乗って出かけることは好きなようで、ベビーカーに乗ると機嫌が良くなり、気持ちよさそうにして周りを見ている。また、ベビーカーの心地よい揺れが眠気を誘うようで、ウトウト眠る児もいた。