食事
低月齢児は、角切りの物をつまみ食べしたり、スティック状の物をにぎり食べしたり、意欲的に食べようとする姿が見られた。
高月齢児は、お椀に手を添えられるよう促すと、しばらくの間は添えようとするがすぐに手が外れていた。
先月に続き、見た目などから残していた物も、一度食べ美味しいと分かると食べられるようになる子もいた。
睡眠
先月よりスムーズに眠れるようになり、抱っこで寝る子も少なくなった。低月齢児は食後すぐに寝ることが多くなった為、その分早く起きることもあり夕方にもう一度寝ることが増えた。気温に合わせて毛布を使用し、快適に眠れるようにしていった。
排泄
先月に続き、排尿を感じると仕草で知らせようとする子がいた。又、尿間隔が少しずつ長くなってきた子が増えてきた。
健康
下旬になりほとんどの子が発熱で早退や休んだ為、こまめに検温し体調の変化に気付けるようにした。又、丁寧に手洗いを行い感染予防に努めた。寒暖差があり、園庭へ出る時は気温に合わせて上着の着脱をして調節していった。
低月齢児は手洗いをする時、両手を動かして洗おうとする姿が見られてきた。
乾燥する季節になり、肌が乾燥している子はワセリンで保湿していった。
身体発達
高月齢児はストライダーや三輪車に乗ることが増え、ストライダーはスムーズに動かし行きたい場所へ行けるようになった。三輪車はつま先が地面に着く子は前へ進めるようになってきた。低月齢児は重ねたタイヤに一人で出入りして遊ぶ。室内ではマルチパーツを階段のように組み立てると、バランスをとりながら一人でハイハイや歩いて登り降りすることが出来た。
高月齢児は、手洗い前に袖をまくるよう声掛けをすると、自分でまくろうとするようになった。
情緒面
友達が登降園すると「タッチ」と言って、友達と手を重ね挨拶しようと関わる姿が増えた。友達に絵本や玩具を渡してあげる姿もあるが、関りが増えた半面、物や場所の取り合いも増えた為、子どもの気持ちを受け止め、代弁しながら仲立ちしていった。
言語
高月齢児は、エプロンシアタ―やパネルシアター等を見て、簡単な言葉や仕草の真似、やりとりを喜んで行う姿が見られた。又、興味のある乗り物や食べ物「ひこーき」「バイク」「ポテト」「りんご」等、言葉にする単語が増えた。低月齢児は、名前を呼ばれたことが分かり手を上げるようになった。又、「あっうっ」等、発する声もしっかりしてきた。