5歳ぶどう組2020年度8月のまとめ

健康

梅雨が明けると猛烈な暑さが続いたが、大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。うがい、手洗いを積極的に行い、また水分補給も忘れず活動後は休息をとるなど健康に気を付けて過ごした。汗をかいたときはシャワーを浴び、体を清潔に保つ気持ちよさを味わえるようにした。今後もエアコンの温度調節をこまめに行い、コロナウィルスの感染予防も忘れずに換気や消毒にも十分に配慮していきたい。

人間関係

8月に入ると夏休みで休む子が増え、お盆の週は幼児合同で過ごすこともあった。家の都合で休んでいない子もいるのでお出かけした話はその場で話を聞き楽しかった思いを共感するようにした。強い子の言いなりになっていた子も少しずつ自分の気持ちを主張できるようになってきた。自分の思いを言えるようになってきたことを認めながらも相手の気持ちも考えながら遊びが展開していけるように見守っていきたい。友だちに強く言いすぎてしまった時はどうしたらよいか一緒に考えていきたい。

環境

暑い8月だったが水遊び、色水遊び、どろんこ遊び、泡遊びなど夏ならではの遊びを十分に楽しむことができた。どろんこ遊びでは「~を作ろう」と役割を分担し、友だちと協力しながら共通の目的に向かって頑張る姿を見ることができた。泡遊びでは一人一人おろし器で石けんをおろすことから始め、水と石けんの調合を考えながら泡をつくった。色を付けることでジュース作りにも発展しクッキング感覚で大いに楽しめた。今後も仲間と協力することや達成感を味わう経験、自分の力で試していく経験を積み重ねていきたい。夏野菜やミステリー花壇の水やりと観察、カブトムシのお世話も当番が交代で行った。

言葉

当番活動など人前で立って話す経験を増やし、朝の会や帰りの会では手を挙げてから話すよう伝えてきたところ、意見があるとパッと手を挙げるようになってきた。発言力のある子どもだけでなく、おとなしい子も自分の考えを言えるような雰囲気を作っていきたい。

「おはよう」「さようなら」「ありがとう」の挨拶がおろそかになっているように思えることがあり、人が挨拶を交わすことの大切さ、感謝の気持ちを伝えることの大切さを話した。保育者もこころがけていきたい。

表現

カレンダー制作で折り紙のペンギンを折ったところ、上手に折れたことが自信になって、自宅でも折って持ってくる子が沢山いた。少し難しいと思われることにも挑戦することの大切さを感じた。今後もいろんなことにチャレンジし、出来た時の達成感を十分に感じることのできる経験をさせていきたい。また久しぶりにリズム運動を行った。年長組ならではの雑巾がけが出来る、みんなの見本となるという自負が見られた。

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