【健康】
朝夕方は寒くても日中暖かい日も多く、子ども達も外に出たがり、散歩や外遊びを楽しんだ。クラスに大繩を頑張っている子がいるのを見て、それまで参加しなかった子が「あんまり飛べないんだよね」と言いながらも参加するようになった。飛び方が良くなったり、飛べる回数が増えて子ども自身上達しているのを感じている様子も見られた。
【人間関係】
大繩の例もそうだが、友だちがやっているのを見て挑戦する姿が増えた。遊歩道に遊びに行った際には、崖登りに挑戦し始めた。一番上まで登れた子が、なかなか登れない子を見て、「上から引っ張るよ!」と手を差し伸べ始めると、最初はやらなかった子も登り始めた。まだまだトラブルや葛藤は多いが、協力したり、力を合わせたりすることで出来る事が増える事を遊びを通して日々学んでいる。
【環境】
行事の際に自分たちが作った冬の飾りが飾られているのを嬉しそうに見る姿が見られた。ホールにある玩具を室内に持ってくると遊び込む姿が見られ、少しでも新しいものや久
しぶりのものを取り入れることで新鮮な気持ちで遊べているようである。空き箱製作を好
み、大きな作品を作り上げる子も増えた。作った物を使って遊びつつ保管場所の整理整頓
や持ち帰りなども含め、物の管理を最後まで出来るように子ども達と考えている。
【言葉】
友だちが忘れていたり、約束と違うことをしていた時に声を掛け合ったり教え合ったりする姿が増えてきたのは良い傾向だと感じる。しかし、ついつい言葉が強くなってしまっているので、お互いがさらに気持ちよく生活できるような言葉遣いを保育者から子ども達に何種類か提案している。伝えることに必死になり、つい強い口調になってしまうことは受け止めつつ、優しい言葉がクラスに飛び交うようになったら良いと思う。
【表現】
お楽しみ会では練習時間や遊びの時間でも歌を口ずさんだり踊ったりする姿が見られた。お楽しみ会を通じて友だちの良さや強みに気付く機会にもなったようだ。本番をとても楽しみに迎えた子も多かった。終わった後、自信がついた様子の子も居てさらに自己表現に磨きがかかったようなので、そのような子ども達一人ひとりの姿を今後も生かしていきたいと思った。