4歳りんご組2023年度3月のまとめ

健康

発熱や風邪症状で数人ずつ入れ替わるように欠席が続き、出席が少ない日があった。花粉症状からなのか、アレルギー症状や咳も多い。それでも登園すると、友だちと遊ぶ楽しさで元気な声が上がる。外遊びでは、よく動き、汗ばんで上着を脱ぐくらいだった。一人ひとりの体調観察を丁寧にして感染防止に努め健やかに新学期を迎えたい。

人間関係

保育者が入らずに、友だちと誘い合って遊ぶことが多いが、小さな諍いも多い。ほとんどの子が手が出なくなり、解決の糸口を見つけようと助言を求めてきたり、なんとなく釈然としない思いを聞いてほしいのか。友だち同士の公正な状況判断や助言もこの一年間の成長を感じる。けんかして、どうやったら仲直りできるか考えて修復していく経験をまだまだ積んでいくのだろう。

環境

一年間使ったりんご組の部屋をみんなで掃除した。次のりんご組(になるいちご組)が使うからねと言いながら、次のぶどう組になる進級も楽しみにしているようだ。普段から隣の部屋には行き来しているが、最終週には部屋移動があり、これからはぶどう組室が本当に自分たちの部屋になると、「ワクワクしちゃう」「なんだかはずかしいきもち」と嬉しさが隠せない。環境の変化が年長児になる自覚や誇りに繋がる。これからの一年が楽しみだ

言葉

実にいろいろな言葉を習得していて、思いがけない場面で使ってみたりする。時に好ましくない大人びた事も言ったりするが、言い得て妙なこともある。家庭や保育園での人とのやり取りをしながら楽しい言葉遊び、心地よい言葉を知り、傷ついた気持ちも知り、心の開放と周りの人との協調をたくさん経験していって欲しい。

表現

いつでもできるように置いてある廃材で自由制作が楽しい時間になっている。今月はあまり使ったことのない型抜きや波形ハサミも使ってみて満足そうだった。自由なイメージで製作に入り込む時間がリラックスしているようだ。
卒園児に送る歌のプレゼント曲も自分たちで選び、歌詞の文字を読みながら覚えていく子もいる。「あれ、(CD)かけてよ」とリクエストされ、曲も楽しんで口ずさんでいる。

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