3歳いちご組2022年度8月のまとめ

健康

七月後半から八月の中旬頃まで発熱や咳で欠席する子が多くいた。その後、子どもたちは元気に登園する。近頃、うがいや手洗いの時に遊んでしまったり、歯磨きをスルーしてしまう子が増えたので、うがいや手洗いの正しいやり方を伝えるようにした。また、歯ブラシもワニのパペットを使い、歯ブラシのやり方を知らせた。子どもたちは興味をもって聞き、その後ワニの歯を実際に磨いてみた。子どもたちはとても丁寧に磨いてあげていた。今後も手洗い、うがい、歯磨きを面倒くさがらずやってもらえたらと思う。

人間関係

先月より引き続き、同じ遊びを通して友だちと関わって遊んだり、気の合う友だちと一緒に過ごしたりしている。特に低月齢児は今まで一人遊びや見ていることが多かったが、遊びに参加し始め、小さな集団がいくつかできている。楽しそうに遊ぶ姿が見られる。時にはちょっとした行き違いでトラブルになることもあるが、譲ってあげたり、「こうしたらいいんじゃない。」と自分たちで考えたりしている。様子を見ながら仲立ちしていく。

環境

風のある日や少し涼しい日には、短い時間だが散歩に出かけた。蝉の抜け殻探しをしたり、バッタ探しをしたりした。初めは「こわい。」と言っていた子も、だんだん触れるようになった。また、キノコやモグラの穴を発見すると友だちに大きな声で知らせて、一緒に驚いたり気持ちを共感させたりしていた。子どもたちにとって発見は一大事のことのようだ。今後も秋の自然を引き続き楽しんでいきたい。

言葉

自分の思ったことや、やりたい事をしっかりと言葉で伝えられるようになっている。やり取りの中で自分の思いが上手に伝わらないと、強い口調になってしまうこともある。そのような時には保育者が間に入り、ゆっくりと相手に伝わるように言葉を添えたり、優しく言い直してみたりしている。子どもたち一人一人の言葉にしっかりと耳を傾け、お互いの気持ちを伝え合えるようにしていきたい。

表現

制作では絵の具遊びを何度か行った。指絵の具では絵の具の感触を楽しんだり、色が混ざり変わっていく様子を楽しんだりした。思った色にならず納得いかない子や、オレンジにするには何色と何色を混ぜるかを聞き、イメージした色になると嬉しそうにする子がいた。他にも花火のスタンプ制作、蝶々のデカルコマニーも行った。子どもたちの様子を見て、そろそろ終わりにした方がと思うこともあったが、それぞれ個性が出ており、思っていた以上に素敵な作品が出来上がった。今後も楽しんでいけたらと思う。

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