2歳もも組2024年度8月のまとめ

食事

食事の時間を楽しみにしている子どもが多く、食事中は集中して静かに食べている。副菜は残食が多いが、食材への興味が出てきていて、あまりすすまないメニューも「ポテトだよ?!」などと教えると口へ運んでみる姿があった。また全く野菜に手をつけなかった子どもが少しずつ挑戦する姿も見られた。食事の前には「今日のごはん何かな?」「今日のおやつは?」等と保育者に尋ね、献立名への関心も出てきているようだ。

排泄

クラスの半数近くの子どもが日中は布パンツで過ごし、トイレで排尿できている。紙パンツで過ごしている子どもも、トイレに抵抗なく座れるようになってきて、排尿に成功すると一緒に喜び成功体験を重ねていけるようにしている。布パンツへの興味や、おむつの様子、身体の発達などを見極めながら、家庭とも連携をとり、個々のペースに合わせて無理のないようにトイレトレーニングを進めている。

健康

発熱や咳、胃腸炎で欠席する子どももいたが月の後半は全員出席の日も増え、元気に過ごしていた。鼻水や咳の症状は続いている子どもが多い。猛暑日が続いたため、気温や湿度、熱中症指数等を常に確認しながら、室内遊びや、水あそび等安全に過ごせる活動を考えていった。また、汗をかいた後はシャワーで汗を流して心地よく過ごせるようにした。

睡眠

7月までは給食後に着替えをし、そのまま布団に入って入眠していたが、子どもたちの様子に合わせて寝る前に玩具であそぶ時間を作り、みんなで片づけをして紙芝居を見てから布団に入って入眠するようになった。日によって早めに眠くなる子どもがいた時には先に布団を用意して身体を休められるスペースを作るなど、個々に合わせた配慮をしていった。午睡時、なかなか寝付けなかった子どもも安心して眠れるようになり、全員が落ち着いた環境でぐっすりと眠ることができている。

環境

暑い日にはテラスで水や氷に触れ、冷たさを感じながら心地良く過ごせるような活動を取り入れた。氷あそびでは食紅で色をつけた赤、青、黄の氷に大喜びで触れていた。氷が溶けると、色水を集めてジュースに見立てたり、色の混ざりを楽しんだりしていろいろな発見を楽しんでいた。2回、3回と同じ活動をしてみると、回を重ねるごとに安心してのびのびと素材に触れてあそぶ子どもたちの姿があった。

言葉

はらっぱまつりに参加し、幼児クラスの子どもたちとお店屋さんごっこをした。「いらっしゃいませ!」「どうぞ~!」等の言葉のやり取りをした翌日には、もも組でも引き続きお店屋さんごっこをして楽しむ姿が見られた。友だちとの関わりの中で思い通りにならないときには、しっかりと怒り自分の思いを主張する姿がある。子ども同士のやりとりを見守りながら気持ちを言葉にできるよう正しい言葉を伝えながら援助している。

 

育児あれこれ