2歳もも組2022年度12月のまとめ

【食事】

クラスの中に数名箸を使って給食を食べている子どもがいる。その様子を見て周りの子どもも箸に興味を示し、「箸がいい。」と話す姿が見られる。フォークを使って食べる様子や家庭での食事の様子を保護者とも連携し、箸への移行を少しずつ進めていく。コロッケや、魚のフライ、カレーうどんなど子どもたちの好きなメニューの日はおかわりする子どもも多く、よく食べている。苦手な野菜も少しずつ食べて「みてみて!」と保育者に伝える姿度々が見られた。

【排泄】

クラスの半分以上が布パンツに移行し、一日布パンツで過ごしても漏らすことが少なくなってきている。日中の活動時は保育者が適宜声をかけトイレに促しているが、自分から尿意を感じ自主的にトイレにいくこともできている。遠くの公園やトイレのない場所へ散歩に出る際は、多めに着替えを用意し、出発前にトイレを済ませるように促すなどの対応を心がけていった。排便もトイレでできる子どもが少しずつ増えてきている。

【健康】

園内ではインフルエンザや胃腸炎などの流行があったが、もも組では幸い感染する子どもも少なく、毎日元気に登園する子どもが多かった。落ち葉の斜面を登り降りしたり、お尻で滑ったり、存分に自然に触れ喜んで身体を動かしていた。遠くの公園にもよく歩いて出かけられるようになった。広場や園庭では追いかけっこやかけっこなどで保育者を誘いすすんで身体を動かす姿も見られた。ボール遊びではキャッチしたり、蹴ったりと保育者や友だちとやりとりしながら楽しむ姿があった。

【睡眠】

体力がついてきたこともあり、活動量が少ない日には、寝つくまでに時間がかかり、午睡をとらずに過ごす子どももいた。遠くの公園まで出かけたり、たくさん歩いて身体を動かした日にはスムーズに入眠し、皆がぐっすりと眠れている様子が見られた。自分で入眠できる子どもと保育者がついた方が落ち着く子どもといるので布団や棚の配置等を工夫し、みんなが落ち着いて眠れるような環境を整えていった。

【環境】

寒くなってきた為、室温に気を配りホットカーペットも使用しながら快適に遊べる環境を作っていった。

活動内容やあそび、登園している子どもの人数等によってテーブルや棚の配置を変え、度々気分を変えながら楽しく過ごせるようにした。散歩中はたくさんの落ち葉に触れ感触を楽しんだり、バーベキューごっこをしたり、自然の素材に親しみながら遊ぶ姿も見られた。片栗粉遊びでは粉から水を加えてとろみが出ていく様子を実際に触れて感じ、感触の変化や面白さを味わっていた。

【言葉】

おたのしみ会では“ヤギとトロル”の劇遊びを通してセリフのやりとりを覚え、遊びの中でも保育者や友だちと楽しむ姿が見られた。劇中の歌や保育園の歌も歌詞をはっきりと発語し歌っている子どもが多かった。

遊びの中では「○○しよう!」「いいよ!」などと子ども同士で話し、ごっこ遊び等を通して子ども同士の会話のやりとりも増えてきている。

 

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