1歳さくらんぼ組2023年度12月のまとめ

食事

手を洗ってから座り、エプロンをして食べる、という流れがすっかり定着してきて、自ら手洗いに行ったり、保育士に「エプロン」と言ったりして、“早く食べたい”という気持ちが感じられる。相変わらず副菜の残食は多いが、青梗菜の葉の部分やしらす、人参など、食べられそうな食材を探して自ら口に運ぶ姿が見られる。おかわりも「スープちょうだい」等の言葉で要求できるようになってきている。

排泄

おむつ替えの際、個々の気持ちを聞きながらゆったりとした雰囲気でトイレに誘っている。その日の気分によって行ったり行かなかったりという感じではあるが、友だちが便座に座っている様子を見て真似して座りに行くこともある。このように“やってみようかな?”と思えるようなきっかけ作りをしながら、引き続き無理せず個々のペースで進めている。

健康

12月中旬から嘔吐下痢の症状が出始め、ウイルス性胃腸炎と診断された子が多かった。消毒等の感染症対策を強化したり、完治した後も便の様子に気を付けたりしたが落ち着くまでに時間がかかった。その1週間は欠席や早退が多く、クラスの人数は3名まで減った。これから更に冷え込むことが予想されるが、色々な道や階段を歩いたり、思いっきり走ったりと、めいっぱい身体を動かして遊んでいきたい。

睡眠

体力がついてきたこともあり、室内で過ごした日には入眠までに時間がかかることがある。散歩に出掛ける等、たくさん体を使った日には、食事中にぼーっとしたりウトウトしたり、自ら布団に横になったりと、積極的に眠ろうとする姿が見られる。眠くなるまでの時間に個人差はあるが、その日の様子に合わせて布団の並びを変えたり、一緒に絵本を読んだりして、眠くなったら眠れるような環境にしている。

環境

晴れの日が多く、たくさん散歩に出かけることができた。友達や保育者と、手を繋いで歩くことにもすっかり慣れ、出発前に集まると自然と友だち同士で手を繋ごうとする子もいる。電車を見に行く日、車やトラックを見に行く日、斜面でダンボール滑りをする日など、近隣の色々な場所へ出掛けることができた。その道中も、坂道や階段などの舗装された道から、土の急な斜面や落ち葉だらけの上り坂など足場の悪い道まで、色々な道を歩くことで色々な体の使い方が経験できている。

言語

個人差はあるが、自分の思いを言葉や単語で伝えようとする子が増えてきたように感じる。「三輪車だして」「おかわりちょうだい」など自分の要求に加え、「どこが痛いですかー」「お腹でーす」と、子ども同士で簡単なやりとりをしながらごっこ遊びを楽しめるようにもなってきた。日々友だちから刺激を受けている子どもたちなので、これからもゆったりと自然な言葉を待っていけたらと思う。

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