1歳さくらんぼ組2021年度5月のまとめ

食事

4月にくらべ、手やスプーンで意欲的に食べることができている。子どもたちの食事の好みや野菜が苦手な子が多いことも分かってきた。今は自分で楽しく美味しく食べ、お腹がいっぱいになる喜びを優先していきたいと思う。また、食事中に眠ってしまう子やお腹が空いている子は、他の子どもたちより少し早めに遊びを切り上げ、先に給食を食べ始める日もあった。今後も一人一人の様子に合わせて対応していきたいと思う。コップでお茶を飲めなかった子も、こぼさず上手に飲むことができるようになり成長を感じる。

排泄

身振りや手振り、表情で排泄を知らせてくれる子が増え、クラス全員立位姿勢で排便も取り替えることができる。おむつ替えは活動の合間に子どもたちの遊びの妨げにならないようにしている。また、トイレに興味を持っている子は便座に座り水を流し少しお兄さんお姉さんの表情を見せる子もいるが、オムツ替えを嫌がる子もいる。紙パンツを取り替えると気持ちが良いことを繰り返し伝えていく。

健康

先月後半より、色のついた鼻水や咳が出ている子が多くいる。手足口病に罹った子もいた。クラスで広がることはなかったが、子どもたちの手や足の発疹や食事の時の様子をこまめに観察するようにした。また、目やにが出ている子も多く受診してもらうが流行性ではなかった。気温も高くなり体温調節が難しい時期なので、衣服の調節や水分補給をこまめに行なって行くようにする。

睡眠

長い連休もあったが泣かずに午睡することができるようになった。着替えが終わると、自分の布団でお気に入りの人形と一緒に横になりそのまま入眠する子や、保育者が傍にいることで安心して入眠する子もいる。途中で目覚め、十分眠れないこともあるが、新入園児も一定時間ぐっすり眠ることができてきている。今後も優しく体を撫でてあげるなどして安心して入眠できるようにいていきたい。

環境

天気の良い日には園庭でダンゴ虫を探したり、お気に入りの玩具を使って遊びをたのしんだりしている。また月齢、歩行に差が大きいクラスなので散歩の行き先、距離を変え無理なく楽しめるようにした。これからは、暑くなり泥んこ遊びや水に触れる機会も増えるので、安全に気を付けて楽しめるようにしていきたいと思う。

言語

高月齢児は二語文、三語文を言える子も出てきたが、まだ指差しや仕草で伝えようとすることが多い。なかなかうまく伝わらずもどかしそうにしている姿がみられることもあった。子どもたちの伝えたい言葉を探り、代弁し、子どもたちの話したい言葉につながると、子どもたちはうなずき、嬉しそうな表情を見せた。低月齢時は指差しをしながら「あーあー、だーだ。」と喃語で気持ちを伝えようとする。「ぶーぶ。」などの単語も出てきている。どの子にも丁寧な応答をし、発語につなげていくようにする。

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