1歳さくらんぼ組2025年度9月のクラスだより
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7月1日(火) 晴れ
朝おやつの後、一人一人の名前を呼ぶ手遊びでは、まだ登園していない子や、お休みの子のことを分かっていて尋ねると「いなーい」と答える。また、名前を呼ばれた子を探して「ここー!」と、教えてくれる。高月齢の子はクラス全員の名前を覚えてきている。ホールに場を移すと、走ったり、転がったりし、ボールやフープを投げたり転がしたりしては追いかけていた。後からばなな組が来ると歓迎するように賑やかになった。
7月3日(木) 晴れ
スズランテープをテーブルに貼り、反対側から裂いたりくしゃくしゃにしたりと、それぞれのやり方で楽しんでいた。テープがひらひらしているテーブルの下で、“いないいないばあ”をしたり、トンネルのようにしてくぐったり、また段ボールにつけて遊んだ。その後、七夕の歌や聞きなじんでいる歌を歌ったりリコーダーを吹くとメロディーに合わせて身体を揺らしたり、星を表現するようにキラキラと手を揺らして口ずさむ子もいた。
7月8日 (火) 曇り
ビニール袋にシールを貼りビニールボールを作る。シール貼りは高月齢児を中心に予想以上に夢中になって取り組んでいた。その後そのボールを投げたり蹴ったりし、テープに当ててくっつくようにして遊んだ。普通のボールよりも柔らかいので握りやすく、感触も楽しんでいた。
7月10日 (木) 晴れ
テラスにタライを並べ、水と氷を入れて水遊びをした。氷にそっと触ってみると、その冷たさと様々な形に無言になるほど夢中になっていた。だんだん小さくなり消えていく氷を不思議そうに見ている姿もあった。保育者と水をかけ合ったり、冷たい手で腕や顔を触ってみたりと夏ならではの遊びを存分に楽しんでいた。
食事
完了食4名、乳児食8名。完了食の子たちは嗜好が出てきたり、一人で食べてみたくなり手掴みやスプーンで食べている。乳児食の子たちも、自分のペースで食べ進め、暑さのせいもあるのか、味の濃い副菜はよく食べ、好みの物は「おかわりー」とよく食べる。野菜の残食は多いが友だちと一緒に食べる時間が楽しいようだ。空腹感が満たされると手を合わせ、ごちそうさまを知らせてくれる。
排泄
保育士がオムツ替えをしようとすると“出ていない“と知らせる子、パンツをポンポンと叩くようにして“出ている”ことを知らせる子などの姿が出てきた。おむつ替えの際は、自分のマークのついた引き出しからオムツを自分で1つ選んで出したり、うんちの時にはおしりふきを自分で出したりしまったりできる子もいる。自ら「トイレやる」と言う時には便座に座ってみて無理なくトイレに慣れていけるように見守っている。
健康
大きな感染症はなかったが、鼻水、咳、目ヤニなどの風邪の症状の子が多かった。朝からの外気温が高く、室内での活動も増えたが、個々の体調を見ながらテラスで夏の遊びを楽しんだ。水遊び後の室温に気をつけ、水分補給もこまめにしながら気持ちよく過ごせるように心がけている。暑さが続くと思われる8月も体調観察を丁寧にし、健康に過ごせるようにしていく。
睡眠
夏の暑さもあり、食後はほとんどの子が同じくらいの時間に入眠するようになり、一定時間の睡眠をとっている。入眠までは、それぞれ気にいった絵本や玩具を手に取って布団に持っていったり、「トントンして」と言ってきたりして、甘えやスキンシップを交わす良い時間になっている。
環境
きびしい暑さで外遊びが儘ならない。室内では、遊びのスペースを広く取ってみたり棚移動をしたりしながら、動と静の遊びを工夫して過ごした。いつもと違う大型玩具や指先を使う遊びなどはすぐに気づき興味津々でやってくる。シール貼りなどは繰り返すうちに器用になってきて要領を掴み、形や柄を見て楽しんでいた。8月も続くと思われる陽気に、体調を考慮しながら夏の遊びも楽しんでいきたい。
言葉
友だちや保育士の名前を覚えてきて、名前を呼ぶ手遊び歌を楽しんだ。名前を呼ぶと、指差ししたり、友だちの名前を呼べる子もいる。言葉にできない子もちゃんとわかっていて、顔を見交わし頷き合うなど、微笑ましい。高月齢児は、言葉でのやりとりもはっきりしてきて、その姿もまた楽しく愛らしい。口論にもなるが、互いの気持ちを当人たちにも分かりやすい言葉で仲介し友だちとの関わりを見守っていきたい。