健康
先月に引き続き猛暑の夏。今月は家族で夏休みを楽しく過ごす欠席があったが、子どもたちは大きく体調を崩すことはない。休み明けの登園では少し寂しそうな顔をしている子もいたが、すぐに久しぶりの友だちと遊び出して生活リズムを整えていける。夏の疲れも出てくる頃であろう。水遊びの午後はのんびり過ごし、午睡もほぼ全員が気持ちよさそうに入眠している。
人間関係
気の合う友だちとは一緒にいる時間も多いが、少しずつその結びつきが強くなってきたが、他の友だちや保育士の話かけに無視のような態度が見られるようになってきている。そのことを悲しく思い、訴える子もいる。適宜声をかけたり、皆で友だちの気持ちを考える機会を持ったりしている。
環境
出席人数の少ない日には幼児合同で過ごした。部屋を行き来し、一緒に過ごす。特にお盆休み時期は一日生活、遊びを共にし、互いの名前を呼び合い、自然とゲームやおもちゃ、見立て遊びを楽しんでいた。月末にははらっぱまつりがあり、各クラスの出し物に関心を寄せ、楽しんでいた。乳児クラスも参加し、いつもとは違う、売り手としての対応や、年長としての配慮ができていて、こんなやりとりを覚えたのか…と感心した。
言葉
「こんなときなんて言う?」と言うことを話し合ってみた。同じ意味でも言い方や使う言葉が変わると、受け止め方や感じ方が違ってくるということを感じたようだが、そこはまだ5,6歳。しかし今、気持ち良い言葉を知ろう。悪い言葉や使い方も知っているはず。勢いに任せて口先に登ってしまうこともある。また、知っている言葉を考えて使ってみることもある。声に出して、感じて、学習していくのだと思う。
表現
暑くて外に出られない日は、大好きな制作を皆で楽しんだ。はらっぱまつりに向けて何をするか話し合うより先に、自然に作り出したチョコレート。昨年のことを思い出してぺろぺろキャンディを作っていた。材料を準備しておくと更にアイデアを出す子もいる。手先が器用になりクオリティーが高い。「こうした方が面白いよ」「小さい子には、こうしようよ」「買いたいと思われるようにしようよ」と店頭に並べた時の事も考えている。当日は皆に「わぁ~すごい!」と言われ、認められて、大満足の生き生きした表情だった。