4歳りんご組2023年度7月の保育日誌

7月3日(月) 晴れ

ホールでプール開きの話を聞き、体操をしてから部屋に戻り水着に着替える。待ちきれない思いでワクワクしている子と、今年度初のプールに不安なのか、消極的な子もいたが、園庭の三歳児の水遊びの姿を見て、少しずつ緊張が解けて面白そうになってきたようだ。2グループで交代で、プール、たらいに分かれるが、プールでは保育者も一緒に水しぶきを上げてバシャバシャやってみると、安心して真似をしてバタ足のようにしたり、ワニ歩きをしたりと楽しんでいた。

7月5日(水) 曇り

前日に続き七夕の話をすると、内容もよく覚えていて、飾りを折り紙で折ったり切ったりして製作も楽しみ、戸外の笹飾りつけも願いを込めて飾り付けていた。その後は、ちょうど良い天候で原っぱに出かけることにする。樹液に群がるカナブンに、皆くぎ付けで見入って「この木、甘いのか・・」「他の虫は?」と思い付いたおしゃべりが、聞いていて楽しい。はらっぱ探索を続けていると、羽化したばかりの弱々しいセミを見つけた。ここでも「なぜ白いの?」鈍い動きに「なにしているんだろう」と疑問がいっぱいだった。

7月6日(木) 曇り・晴れ

朝の自由遊びの時間をゆったり取った後、「今日何して遊ぼうか?」と尋ねるとほとんどの子が「昨日のセミ!」と言い、再びはらっぱへ行くことになる。今日はミニ図鑑、紙、サインペン、虫網、等々やりたいものを準備して出発。目的地では皆自然観察に夢中で、好きなものや不思議なものを見ると、「描きたい」と言い、ちょっとした写生大会のようだった。中腹の草原に降りるとニイニイゼミを見つけて網で捕まえ、興味津々。おっかなびっくりで触ってみる。持ち帰りたいが少し怖い。「どうする?」「木にくっつけておこう…」となり、樹の幹にそっと戻した。

7月14日(金) 曇り

前々から話していた海のはじき絵をした。水族館の魚を思い出してみたり、海の生き物の本を見たりして描きたいものを考えていた。子どもたちは思い思いに描き水色のえのぐで画用紙いっぱいに塗る。絵具筆で塗る感覚を楽しんでいるようだった。その後まだ時間があったのでみんなで相談し、広場に出かけた。玄関でカマキリを見つけ、広場ではクワガタと出会い、追いかけっこをして…短時間だったが存分に外遊びを楽しめた。

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