5歳ぶどう組2020年度3月のまとめ

◎健康

 少しずつ気温も暖かくなり、子どもたちも戸外で遊ぶと額に汗が見られるようになってきた。汗をかいた時には子どもたち自ら着替えをし、水分補給もしている。未だに花粉症の影響は強く、子どもたちも鼻水や目の痒みに苦しんでいる。

花粉症の子は自分で鼻水を拭いたり、咳をするときに口を覆ったりなど気をつけている姿が見られる。気温に合わせて上着を着たり、着なかったりと就学に向け自分で考えて選択することができている。生活の場がホールに変わっても子どもたちは変わらずに手洗い、うがいをしっかりと行っている。

◎人間関係

 3月になりホールで生活するようになってから子どもたちは紙飛行機を楽しんでいる。

友だちが紙飛行機を作って飛ばしているのを見て、「つくりたい!!」と他の友だちも紙飛行機を作り始めた。今では保育者と一緒によく飛ぶ紙飛行機を作っている。

カプラを使い、みんなで大きなタワーを作って「すごーい!」と達成感に満ち溢れていた。1人の子を筆頭に他の子もその行動を見て「自分もやってみたい」というように良い刺激になってみんなで楽しく遊ぶことができている。

◎環境

 生活の場所がホールに変わり、子どもたちも嬉しさのあまり落ち着きがなくなってしまっているが、クラスの時と同様で給食・おやつを食べた後はみんなで雑巾がけをして床を綺麗にしている。自分たちで雑巾を洗って、絞ってとすべて自分たちの力で行なっている。ホールはクラスの部屋に比べ広いので給食を食べる時や遊ぶ時も密にならないように

場所を広く使い伸び伸びと生活出来るようにしている。

◎言葉

 就学目前になり、子どもたちも様々な言葉を覚えてきていることもあってトラブルになった時や遊びの中での一言で「しね」「きらい」「きもい」などの発言が時々見られる。

そういった発言はしてはいけないこと、逆の立場になって考えてみることなど声掛けを通して伝えていきたい。

マイナスの発言以外にも活動中での出来事や異年齢保育のリズムなどで友だちを見て

「じょうず!」「すごい!」などと褒めるような言葉も多く見られるようになった。

相手に対して興味を持つこともその友だちの頑張りを認めてあげることができるようになっている。

◎表現

 卒園式の練習で歌の練習をしている中で子どもたちはピアノの音に合わせ元気な声で楽しそうに歌っている姿が見られる。それぞれの歌詞の意味もどういう意味なのか考えている子も中に入る。ホール生活となり子どもたちもホールにしかないおもちゃで楽しく遊んでいる。ブロックを重ねて大きな船を作って海賊ごっこを楽しんでいたり、様々な形のクッションブロックで道を作ってその上を歩いたりとホールの広さ存分に使って遊びを楽しんでいる。

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