健康
発熱や流行り目の症状が出た子どもが数名見られたが、長く欠席することなく、全員出席で元気に過ごせる日が多かった。連休明けは疲れが見られる子どもも見られたが園のリズムに慣れてくると朝もスムーズに登園してくる子どもが多い。季節の変わり目で日々の気温の寒暖差が大きかったこともあり、服装や室内の温度、湿度などをこまめにチェックし快適に過ごせるように配慮していった。
人間関係
気の合う友だちと同じ玩具で協力して大きなものを作ったり、ごっこあそびをしながら会話を楽しんだりする姿が見られる。仲間意識も感じられる場面が増え、時には「入れて」「今はダメ!」等と思いが通じ合わないこともあるが、その都度、保育者がやり取りを見守りながら、それぞれの思いを受け止め気持ちを伝い合えるように援助している。
友だちが喧嘩をしていたり、泣いたりしている様子を見て、心配し顔をのぞき込んだり、優しく声を掛けたりする子どもの様子が見られることもあり日々の成長を感じている。
環境
森やはらっぱに緑が増え、自然が大好きな子どもたちは散策をワクワクした表情で楽しんでいる。草や落ち葉の中から、ダンゴ虫や蟻、てんとう虫やいも虫等、色々な生き物を発見して親しんでいた。蒸し暑い日には園庭で水や泥に触れどろんこ遊びをした。昨年から大好きな活動だったこともあり、「どろんこしよう!」と提案すると、「いいね~!」と意欲的な子どもたちの姿が見られた。どろんこの服への着替え、準備も自分でやろうとする子どもが多い。今年から用意してもらったサンダルも喜んで履き「見て~!」と言って嬉しそうに保育者に見せていた。
言葉
言葉で自分の気持ちを伝え合う場面が増えている。特にトラブルの場面では大きな声で叫び、気持ちを表現する姿が度々みられるが、保育者が気持ちを受け止め「○○って言ってみたら。」等とやりとりを見ながら正しい言葉を知らせると言葉で伝えあい相手の思いに気付く場面も見られる。
表現
ぬり絵やシール貼り、折り紙など、製作活動を好み、保育者が提案すると意欲的に参加する子どもが多い。色鉛筆やペンなどの道具に触れる機会も増え、持ち方や力の入れ方なども上手になってきている。今後はハサミやのりなどの使い方も丁寧に伝え制作の幅を広げていきたい。